ライブやコンサートの盛り上げや一体感の演出に欠かせない『ペンライト』。今回は初めてペンライトを購入する方にもわかりやすく、おすすめのペンライトを選び方と人気ランキングでご紹介しています。
それぞれの『ペンライト』の特徴を、種類、発色、軽量さ、握りやすさ、発光時間、機能などの項目ごとに詳しく解説。これから初めてライブでペンライトを使用したい方やもっと使いやすいペンライトをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ!ペンライトとは
ライブやイベントを幻想的に演出する『ペンライト』。暗闇を美しく彩りイベントに活気と華をそえてくれます。またペンライトには医療や研究用、災害時に使えるボールペン型などさまざまな種類があります。
最近ではコンサートでの使用はもちろん、地震などの災害時における懐中電灯としての役割もあり、多様な使い道のあるアイテムです。ここではペンライトを初めて選ぶ方にもわかりやすく、ペンライトの種類や発色、機能などをご紹介します。ペンライトの基本情報を知り、自分の用途と目的に合ったペンライトを選びましょう。
おすすめペンライトの種類
電池式タイプ
「電池式タイプ」は繰り返して使えるのが特徴です。乾電池を交換すれば何度でも使えるため、エコなペンライトです。種類によって色が切り替えられるペンライトもあり、1本でさまざまな色が楽しめます。
好きなアーティストのライブに何度も行く方や、ライブイベントに参加するのが好きな方、応援するグループやメンバーに決まった色があり、推しの色のペンライトを振って応援したい、という方には色の切り替えができ、繰り返して使える電池式タイプがおすすめです。
使い捨てタイプ
「使い捨てタイプ」は2種類の化学薬品を反応させて発光させるタイプのペンライト。ペンライトを折って薬品を混ぜて使用します。ケミカルライトやサイリウムとも呼ばれています。再利用はできず、1度限りの使い捨てペンライトです。
ケミカルライトには種類があり、光は弱いけれど長く発光する「一般的タイプ」と、強く発光するけれど発光時間は短い「超高輝度タイプ」にわかれます。盛り上がったポイントだけペンライトを使いたい方やライブやコンサートにあまり行かないという方には、電池式より安く買えて電池の取り換えやライトを維持しないでよい使い捨てタイプがおすすめです。
おすすめペンライトの選び方
発色数で選ぶ
アーティストのライブでは曲ごとのテーマカラーが違ったり、アイドルにはそれぞれのメンバーカラーがあったりします。ライブでのその日の楽曲に合わせて、ペンライトの色を用意しても、サプライズで持っていない色の曲が演奏されるかもしれません。コンサートで推しのメンバー以外の色が必要な場面もあります。
そんなとき色が選べるペンライトを持っていると安心です。発色数の多いペンライトを持っていると、ライブで急なサプライズがあっても、コンサートで推しのメンバー以外の色が必要でも対応でき、会場と一体になってライブやコンサートが楽しめます。
光の強度で選ぶ
ライブのシーンによって適度な光の強度は違うため、光の強度もペンライトの選び方の大切なポイントです。電池式ペンライトは光の強度が強めですが、ボタン電池のペンライトは乾電池のペンライトより光が弱い場合が多いため注意しましょう。
ライブで使うなら、光が強めの高輝度タイプがおすすめです。ですがライブでは、曲の雰囲気によってファンが光の強度を変えることもあるため、光を調整できるタイプのペンライトを用意しておくと役立ちます。
軽量かどうかで選ぶ
ペンライトはライブやコンサートの状況によっては、始めから終わりまでずっと振り続けるアイテムです。重いペンライトや手のサイズに合わないペンライトは手の筋肉にかなりの負担がかかります。そのためなるべく軽く、自分の手に合ったペンライトがおすすめ。
電池式ペンライトは、軽いものからずっと振るのにはつらい重さのものまで、重量に幅があります。特に女性や手の小さい方は、軽く小さめのサイズのペンライトを選びましょう。
機能性で選ぶ
ペンライトには他にも、さまざまな機能を持つ種類があります。ペンライトの選ぶうえで機能性も重要なポイントです。
メモリー機能はペンライトが色を変える順番を記憶してくれる機能。ペンライトには10種類以上、色が変えられるタイプもあるため、色の種類が多いとライブの曲に合わせてペンライトの色を切り替えるのに手間取ってしまいます。メモリー機能で事前に色を記録させておけば、曲に合わせてスムーズにペンライトの色を変えられます。
スマートフォンとの連携機能はBluetoothなどでの接続で、スマートフォンでペンライトを操作する機能。色や発光の強度も変えられて、ペンライトの使い方と楽しみ方が広がる機能です。
握りやすいかで選ぶ
ペンライトはライブやコンサート中に振る場面も多く、落としてしまうとペンライトを紛失するだけでなく、人にケガをさせてしまう危険性もあります。なるべく落としにくく、手から離れにくい薄型や流線型の握りやすいペンライトがおすすめです。
落下防止にペンライトにストラップが付いているかも確認しておくといいでしょう。またグリップを握ったままで操作しやすいため、操作ボタンは側面にあるペンライトが使いやすくおすすめです。
連続使用時間で選ぶ
電池式ペンライトはライブやコンサートの前に電池交換しておけば、ライブ中に発光しなくなることはまずありません。しかし使い捨ての「一般的タイプ」の化学発光タイプは約3~10時間と連続使用時間にかなりの幅があります。
盛り上げたいところや、決まったところでしかペンライトを使わない方はよいのですが、ライブの最中ずっとペンライトを使い続けたい場合、発光時間をチェックして、連続使用時間のできるだけ長いペンライトを選んでおきましょう。
直径で選ぶ
ライブやコンサートではなく、ペンライトをお仕事に使う場合には、見たい対象がしっかり見えることが重要です。見たいものにしっかり光を当てるため、ライトの直径が大切になってきます。
光の特性として、ライトの直径が大きいと広い範囲に光を当てることが可能です。しかし広い範囲に光が当たると一点に当たる光の強さは弱まります。直径が小さければ、強い光で見たい対象が見られますが、光の当たる範囲は小さくなります。見たい対象によって最適な直径のペンライトを選びましょう。
ライトの長さで選ぶ
ペンライトをコンサートやイベントで使う場合には、周りに大勢の人がいる場合がほとんどです。そのためコンサートなどで使うペンライトは、ペンライト自体の長さとサイズが大切になってきます。小さいコンサート会場で、長すぎるペンライトを振るのは周りの迷惑とトラブルの元です。
コンサートに使うペンライトの標準的なサイズである全長30cmをサイズ選びの目安にすると失敗が少ないです。ただ、これは目安のサイズなので、会場が小さめのときや逆に会場の大きさに余裕がありそうなときには、場所に合った大きさのペンライトで楽しみましょう。