バイク用ヘルメットの中でも、開放感があり、着脱も楽な『ジェットヘルメット』。ただひと口にジェットヘルメットといっても価格や種類がさまざまで選ぶのが大変ではないでしょうか。
この記事ではバイク用ヘルメットの選び方を詳しく説明したあと、ジェットヘルメットの特徴について解説していきます。ジェットヘルメットのおすすめ商品もランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのバイク用ヘルメットの選び方
ヘルメットの形状で選ぶ
バイク用ヘルメットには大きく分けて以下の4つの形状があります。
①頭部全体とアゴまでをカバーしたフルフェイスヘルメット
②アゴ以外を覆うジェットヘルメット
③アゴ部分を強化し、ヘルメットに帽子のつばが付いたオフロード用ヘルメット
④頭の上部を中心に保護するキャップ型ヘルメット
カバーする範囲が広いほど、もしものときの防御力はアップします。
安全規格で選ぶ
ヘルメットには見た目が同じでも頭部を守る規格に通っているものとそうでないものがあります。頭部を守る安全規格は3種類あります。
①SG規格
②SNELL (スネル) 規格
③JIS規格
試験の方法や規格を定めた機関が違います。SNELL規格はヘルメットメーカーのAraiが好んで採用しています。どの安全規格が採用されているかもチェックしてヘルメットを選びましょう。
バイクのジャンルや用途で選ぶ
バイクのジャンルや用途で相性の良いヘルメットがあります。順に説明します。
フルフェイスヘルメット
スピード重視のバイクと相性が良いヘルメットです。たとえばレーサーレプリカや高速ツアラーなどがあります。
ジェットヘルメット
ゆったり乗るバイクと相性が良いヘルメットです。たとえばアメリカンやスクーターなどがあります。
オフロードヘルメット
読んで字のごとく、オフロード走行に相性の良いヘルメットです。
システムヘルメット
フルフェイスとジェットの良いとこどりをしたヘルメットです。ほとんどのバイクと相性が良いですがやや高価です。
キャップ型ヘルメット
原付バイクに相性の良いヘルメットです。頭の上部だけガードするので、スピードが出るバイクとの相性は良くありません。
ジェットヘルメットとは
『ジェットヘルメット』は顔の前面部分をシールドでガードしたヘルメットのことです。シールドを着けずバイクに乗ることも可能で、お洒落にサングラスをかけながらツーリングする方もいます。
ジェットヘルメットのメリット
ジェットヘルメットのメリットは停車したときちょっとした作業の場合はわざわざヘルメット脱ぐ必要がなく、シールドをあげるだけで対応できる点です。蒸れやすいのが特徴のヘルメットですが、ジェットヘルメットはシールドをあげるだけで、下部から風が入るので通気性を維持できます
一般的にフルフェイスヘルメットより小さいので、ヘルメット収納空間であるメットインが小さい場合にも入れやすいことも嬉しいポイントでしょう。
ジェットヘルメットのデメリット
デメリットはアゴ部分のガードが無いためフルフェイスヘルメットに比べると防御力が低い、冬はシールド下部から冷たい風が入って寒くなる点です。ネックウォーマーなどと組み合わせて風の侵入を防ぐ工夫が必要です。
設計上、空力を重視していないジェットヘルメットは、高速走行中に下からの風で浮き気味になってしまうこともあります。これは商品特徴や本人の走行時の姿勢などにもよりますが、ヘルメット内の空気を抜くベンチレーション機能があれば安心です。