hh22ss 手軽に人体デッサンができる便利アイテム『デッサン人形』。人間のモデルではできないような複雑なポージングも、デッサン人形であれば簡単に再現できます。そんなデッサン人形にはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方は多いでしょう。
そこで今回はデッサン人形の魅力や選び方から、人気のデッサン人形のおすすめランキング10選まで一挙にご紹介します。
デッサン人形のメリット
人体を描く際の基本練習にピッタリ
デッサン人形は体を描く基本練習に最適。実際の人間がモデルとなると長時間同じポーズを取り続けたり、大胆なポージングをぶれることなく再現したりすることはほぼ不可能ですが、デッサン人形であれば複雑なポージングも自由に再現できるため、じっくり観察しながらデッサンができます。
どんなアングルでも描ける
実際の人間がモデルの場合は足元や頭頂部のアングルからデッサンをするのは難しいですが、デッサン人形であればデスク上に置いたり手で持ったりできるため、どんなアングルであっても描けます。
おすすめのデッサン人形の選び方
用途で選ぶ
木製タイプ
人体描写が苦手な方や基礎的なデッサン力を身につけたい方は『木製タイプ』のデッサン人形が最適。人体のパーツを簡略化した形でつくられているため、本来であれば複雑な体のパーツや人体全体の構造をとらえられるのが魅力です。
ただし木製のデッサン人形はそのほかのデッサン人形と比べて各関節の可動域が狭いので、ポージングのバリエーションは多くありません。
ドールタイプ
『ドールタイプ』のデッサン人形は木製のものと比べても関節の可動域が広く、多様なポージングを表現可能。ドールタイプのデッサン人形はアニメやマンガ系の体をモチーフにつくられているタイプが大半で、好みの体型や衣装を付け替えられるタイプもあります。
シームレスドール
『シームレスドール』とは木製・ドールタイプで見られたパーツとパーツの継ぎ目部分を隠し、実際の人間に近い見た目に模造したデッサン人形のことをいいます。よりリアルな人体描写がしたい方におすすめのデッサン人形です。
シームレスドールには当然男性・女性の両方があり、性別によって異なる身体的な特徴を学びながら描けます。シームレスドールの関節の可動域は人間のそれに忠実につくられていて、リアリティあるポージングが可能です。
パーツ別デッサン人形
手や足だけを重点的にデッサンしたい方やパーツのディテールを入念に描きたい方は『パーツ別デッサン人形』がおすすめです。中でも手の描写に苦手意識を持つ方が多いので手だけのパーツは人気があります。
スケールサイズで選ぶ
デッサン人形のサイズ展開は豊富で大きいサイズの方が観察しながら描きやすくより忠実な描写ができますが、その分スペースを取るため収納場所に苦慮するでしょう。
そこで一般的に最適なサイズとされているのは、『1/6スケール (20~30cm) 』『1/12スケール (10~15cm) 』の2サイズです。このサイズであればデスク上でも邪魔にならないですし、手の収まり具合も抜群で簡単に理想のポージングを作れます。
デッサン人形を選ぶときの注意点
スタンドがついているか
デッサン人形にジャンプやキックなどの躍動感あるポージングをとらせる際には、スタンドが欠かせません。デッサン人形を自立させられるスタンドがあると描けるポージングの幅が広がるため、ぜひ持っておきたい便利アイテムのひとつです。
関節数や関節可動域を確認
デッサン人形によって動かせる関節数や関節の可動域の幅に差があります。関節数が多く可動域が広ければ複雑なポージングも再現可能。関節数・可動域を確認する際には、人形にあぐらや正座をさせてみるとよいでしょう。
付属パーツをチェック
デッサン人形の中にはヘッドが付属していないものとあらかじめヘッドが付いた状態のものがあります。ヘッドなしのデッサン人形の場合、必要であればヘッドを別に購入する必要があります。ヘッドが必要な場合は購入前にヘッドの有無を確認しましょう。
