テレビやネットで話題となっている『あおり運転』。危険な走行をしている車に巻き込まれ、事故を起こしてしまう事例もたびたび発生しています。
「実際に事故に巻き込まれたら、どう証言すればいい?」「言いがかりをつけられたら怖い」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときに車に設置していれば安心なのが『ドライブレコーダー』。事故の状況を記録することで、自分に過失がないことを証明できます。
この記事ではそんなライブレコーダーを選ぶ上で重要なポイントを解説していきます。厳選したおすすめ商品もランキング形式でご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのドライブレコーダーの選ぶ方
画質で選ぶ
画質はフルHD以上のレコーダーを選びましょう。事故の際の確かな証拠となりえる映像ですが、事故の様子がぼやけていると証拠としては不十分なものになる可能性があります。
当て逃げの被害に遭ったときは、相手の車のナンバーの記録が犯人を特定する大きな手がかりになります。カメラの解像度は『1920×1080』、画素数は『200万画素』以上を目安に、高画質なレコーダーを選んでみてください。
水平角度で選ぶ
ドライブレコーダーの機種によって、映像を撮影できる範囲が決まっています。前方の狭い範囲だけでなくできるだけ広範囲の映像を記録するために、水平角度108°以上がおすすめです。
水平角度とは撮影する横の範囲のことで、角度が広いものほど撮影範囲も広くなり事故の詳細な証拠を残せる可能性が高まります。水平角度120°以上を確保できる機種も販売されています。
LED信号対策済みのもの
ドライブレコーダーはLED対策をしているものがおすすめです。LEDの信号は常に点灯しているように見えていますが目には見えない速さで点滅しており、点灯していないごくわずかな時間が存在します。
点灯とレコーダーのシャッターのタイミング次第では、信号が点灯していない映像を記録してしまう可能性があります。その場合にはどちらが信号無視をしたのか判別できません。正確な事故の状況を記録するためにLED対策済みのレコーダーを選びましょう。
タイプ別おすすめドライブレコーダー4選
レコーダーのおすすめタイプは
・お手頃価格タイプ
・バックミラー一体型タイプ
・駐車監視機能付きタイプ
・前後撮影2カメラタイプ
の4つです。
お手頃価格タイプ
ドライブレコーダーにそれほどお金をかけられない、という方は『お手頃価格タイプ』がおすすめです。画質や機能が劣る低価格なレコーダーでも事故後の検証がスムーズに行えて、問題を大きくせずに解決できる可能性も高まります。
お手頃なタイプだと価格は1万円前後から販売されています。ドライブレコーダー初心者で、一度試してみたいという方はこちらのお手頃価格タイプの購入を検討してみましょう。
バックミラー一体型タイプ
ドライブレコーダーを設置して困るのが、視界に入って運転中にわずらしく感じてしまうことです。『バックミラー一体型タイプ』ならミラー内部にカメラがあるため、前方の視界が狭まらないのがメリットです。
取り付けが簡単なことも魅力のひとつで、複雑な配線を必要としないのではじめての方でも簡単に設置できます。ミラーとカメラの角度はそれぞれ操作できるので、撮影角度も心配ありません。
駐車監視機能付きタイプ
駐車中も映像を残したい方は、『駐車監視機能付きタイプ』がおすすめです。駐車場での当て逃げは、防犯カメラとドライブレコーダーの映像が手がかりになります。コンビニや街角にある防犯カメラだけでは死角になる駐車エリアもあるので、ドライブレコーダーがあると安心です。
前後撮影2カメラタイプ
『前後撮影2カメラタイプ』のレコーダーであれば、後方の映像も記録できます。追突事故や追い越しの際の当て逃げ対策に効果的です。
フロントカメラとリアカメラがセットで販売されており、映像の管理も2台まとめてできます。2カメラタイプの中でも広い角度が撮影可能なものを選ぶことで、2台合わせて広い範囲をカバーできます。
ドライブレコーダーの注意点
事故が起きたときに、ドライブレコーダーが正常に作動しなければ設置する意味がありません。ドライブレコーダーのメンテナンスと取り付け位置は特に重要なポイントです。
SDカードの定期的なメンテナンス
映像の記録に重要なSDカードは定期的にメンテナンスをしましょう。長期間使用していると正常に記録できない場合があるので、機能しているかどうかチェックが必要です。
SDカード交換の目安は1年に1回です。長期間使用できる分交換を忘れがちになります。すぐに交換できるように、あらかじめ予備のSDカードを購入しておくと安心です。
ドライブレコーダーの取り付け位置
ドライブレコーダーの設置位置は映像の記録に大きく影響します。通常バックミラーの近くに取り付けますが、カーナビのアンテナやコードがある場合はカメラの視界を遮らないように注意して設置してください。
リアカメラも同様に設置しましょう。後方からも見える位置に取り付けることで後続車によるあおり運転の防止になります。コードも運転の邪魔にならないように固定するといった対策が必要です。