時短メイクの代名詞とも言えるBBクリーム。仕事に家事、子育てや趣味など時間がいくらあっても足りない女性の救世主です。
この記事ではBBクリームを選ぶポイントやランキング形式でおすすめの10商品をご紹介します。
BBクリームとは
BBクリームの特徴
『BBクリーム』のBBは『Blemish Balm』の略で、Blemishは傷、Balmは軟膏です。つまりBBクリームは傷に塗る軟膏です。
BBクリームはドイツの皮膚科医が考案したと言われています。ドイツでは元来古い角質を取り除くピーリングの施術が早くから発達していました。その中でピーリング後の過敏な肌をケアしつつ、見た目も美しく整えるクリームが生まれたのです。スキンケア効果を持ち肌の傷やニキビ跡を隠してくれる皮膚科発祥のBBクリームは重宝され、世界的に広まっていきました。
BBクリーム・CCクリーム・ファンデーションの違い
CCクリームとは
CCクリームのCCは『Care Control』や『Color Control』であると言われています。そのため、BBクリームよりも肌の色身を調整したり肌の質感を補正したりする機能が重視されています。しかし成分だけ見た場合には明確な違いはありません。
ファンデーションとは
リキッドファンデーションは肌を美しく見せることを目的に作られていて、カバー力や落ちにくさが強みです。色のバリエーションが多く、BBクリームよりも自分の肌に合わせて選びやすいです。
おすすめのBBクリームの選び方
肌質で選ぶ
BBクリームは自分の肌質にあったものを選びましょう。乾燥肌ならツヤ肌仕上げのBBクリーム、敏感肌なら紫外線吸収剤や香料が不使用のBBクリームが良いでしょう。ニキビができやすい人はノンコメドジェニックと記載があるBBクリームがおすすめです。
仕上がりの質感・カバー力で選ぶ
BBクリームは乳液や美容液などのスキンケアの役割も兼ねているため、しっとりした質感に仕上がるものが多いです。中には皮脂をコントロールしてくれるパウダーが配合されているBBクリームもあり、サラッとした仕上がりになります。
カバー力は商品によってかなり幅があります。コンシーラーの役割まで果たすカバー力の強いものから、肌へのやさしさを重視したナチュラルな仕上がりのものまでさまざまです。
使いやすさで選ぶ
使いやすさで選ぶときの1番のポイントは、伸びの良さです。伸ばしやすいとメイクに時間がかからず、肌への摩擦も少なくて済みます。よく伸びるとコスパが良く、1本で半年以上持つ場合も多いでしょう。もう1つのポイントは、落としやすさです。カバー力が強いほど落としにくくなります。
崩れにくさで選ぶ
BBクリームはファンデーションより落ちやすいものが多いため、人によっては夏場は汗で鼻回りがドロドロになってしまうということもあるでしょう。肌に負担が少ないものほど、崩れやすいです。崩れにくさを重視するなら、ウォータープルーフと書かれたBBクリームを選びましょう。ウォータープルーフのファンデーションはプールや海に入るような場合を想定した少尉品ですので、汗をかきやすい夏場でも化粧持ちが良くなります。
肌に合った色味で選ぶ
BBクリームのデメリットは選べる色味が少ないことで、色が1種類しかないアイテムも珍しくありません。つまり、どんなに使い心地が良くて成分に満足していても、色味が合わないという残念な場合もあるのです。
テスターがあれば、顔だけでなく首筋との境目まで塗って遠目からも肌なじみを観察しましょう。よく販売されているのは自然な肌色と明るい肌色といった2色展開です。どちらも微妙に合わないという人は、2色を混ぜて使ってみるのも1つの手です。
BBクリームを使ったおすすめのメイク方法
基本的な塗り方
BBクリームは少量でも良く伸びるものが多いので、あまり出しすぎずに少しずつ手の甲に出しましょう。指先にとって、目の下の頬の部分の三角ゾーン、鼻の頭、ひたい、あごなどの顔の中心からのせていきます。
次に強くこすらずに軽くとんとんと押さえるようにして、外側に向かって伸ばしていきます。顔の輪郭あたりが1番クリームが薄くなるようにすると、厚塗りっぽさが出ません。首との境目も目立たないようになじませておきましょう。
ツヤ肌の作り方
BBクリームはしっとりとした質感に仕上がるものが多いので、上記の基本の塗り方だけでツヤ肌になる場合もあります。そうでないBBクリームでは、以下のような工夫をすればぷるんっと弾むようなツヤ肌になります。
まずはスキンケアで保湿をしっかりと行い、時間があればフェイスマスクを使って化粧水をたっぷり肌に吸わせておきましょう。続いて保湿できるクリームで密閉します。肌がしっとりと整ったら、BBクリームの出番です。手のひらに出して、美容オイルを数滴たらしてよく混ぜます。それを上に述べた塗り方で顔の中心から外側に向けて広げていきましょう。仕上げに、パウダータイプのハイライターを頬骨に沿ってはたいてあげれば、自然なツヤ肌の完成です。