『窓用エアコン』にあまり馴染みがない方もいるでしょう。通常のエアコンよりも簡単に設置できるので今までエアコンが部屋に設置できず、扇風機やサーキュレーターなどで暑さをしのいでいた方には非常におすすめの商品です。
この記事では窓用エアコンに馴染みがない方に、窓用エアコンのメリットやデメリット、選び方まで詳しく解説します。厳選したおすすめ商品も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
窓用エアコンとは
窓用エアコンの特徴
『窓用エアコン』は、その名の通り窓枠にエアコンを取り付けた製品です。片側の窓に取り付ける製品が多く販売されています。
一般的なエアコンは設置工事を頼まなければ設置できませんが、窓用エアコンは工事不要です。
窓用エアコンのメリット
夏場の暑い時期だとエアコンを購入する人が増えるため、通常の設置工事の予約を取りづらい場合がありますが、窓用エアコンに設置工事は一切必要ありません。購入した即日には設置することが可能です。
また壁に穴をあける必要がないため、一軒家はもちろん賃貸の方も安心して購入できます。窓用エアコンは本体と室外機が一体となっているため、省スペースで抑えられるのもポイントといえます。
窓用エアコンのデメリット
窓用エアコンに対応できる部屋の広さは6〜8畳程度までがほとんどで、広い部屋には対応していないのが大きなデメリットです。
また室外機と一体という構造上、窓を開けた状態の利用となるので、稼働時や停止時の音は通常のエアコンと比べると大きくなりますし、夏場は虫が室内に入ってくる可能性もあるのは注意が必要です。
おすすめの窓用エアコンの選び方
静音性で選ぶ
窓用エアコンを選ぶときに忘れてはいけないのが『静音性』です。窓用エアコンは50〜60db程度の音を出す製品もあり、夜に稼働させると音が気になる場合があります。なお50〜60dbは少し大きめの会話レベルの音量です。
音が気になる方や赤ちゃんのいる家庭の場合は、静音性の高い窓用エアコンを選ぶとよいでしょう。商品の中には44dbと図書館と同じぐらい静かな製品もあります。
消費電力で選ぶ
窓用エアコンは通常のエアコンと比べ、消費電力がやや高くなるのがデメリット。『期間消費電力量』が少ないものを選ぶのがおすすめです。
『期間消費電力量』とは、年間で使用した場合の電力量です。期間消費電力量の数値が低い商品を選ぶとコストを抑えられます。
最近では人感センサー付きのモデルも登場し、一定時間人の動きがないと省エネ運転に切り替え、時間が経つと自動で停止するなど、消費電力を抑える機能も付属している場合もありますので、ぜひ参考にしてみてください。