自宅で本格的なコーヒーを楽しむために欠かせない『コーヒー豆』。
コーヒー豆は種類も焙煎度合いもそれぞれ異なるため、『どれを選べば良いのか分からない』という悩みもあるのではないでしょうか。
この記事ではそんな方のためにコーヒー豆の選び方を解説していきます。それぞれの豆にあった美味しい飲み方だけでなく、厳選したおすすめのコーヒー豆もご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
コーヒー豆の魅力とは
『コーヒー豆』を挽いて飲むコーヒーには、インスタントコーヒーにはない魅力があります。それは、酸化が進んでいない新鮮な美味しい状態で飲むことができる点です。
インスタントコーヒーは、豆を挽いてから空気に触れている時間がどうしても長くなってしまうため、酸化が進んでしまいます。酸化が進むことで風味や味は損なわれてしまいます。しかし、飲む直前にコーヒー豆を挽いて作ることで、新鮮で風味のあるコーヒーを飲むことができます。
おすすめのコーヒー豆の種類
コーヒー豆には様々な種類があります。ここでは種類別に特徴をご紹介します。
アラビカ種
『アラビカ種』のコーヒー豆はエチオピアが原産と言われています。世界で流通されているコーヒー豆の半数以上がアラビカ種。カフェやレストランでも使用されているなどメジャーなコーヒー豆の品種のひとつです。
花のような甘い香りと強い酸味が特徴であり、土地に応じて様々な品種が生産されています。代表的なものは『ブラジル』・『コロンビア』・『マンデリン』 などがあります。
ロブスタ種
『ロブスタ種』の原産はコンゴであると言われています。世界の流通量の3割を占めている品種でこちらもメジャーなコーヒー豆の種類のひとつです。病害虫に対しても高い抵抗力があるため育てやすいということから、価格が安くインスタントコーヒーや缶コーヒーなどにも多く使われています。
アラビカ種よりも風味が劣るというデメリットもありますが、 香ばしい香りと渋みのある苦味が特徴で人気のポイントでもあります。
リベリカ種
『リベリカ種』はリベリア共和国が原産のコーヒー豆です。最近では東南アジアでも生産されていますが、大木に成長をするので収穫に多くの手間がかかるという側面があり、収穫量がとても少ないというのが特徴です。
またリベリカ種はほとんどが現地で消費されることが多く、日本で見る機会はとても少ないのも特徴です。他の種類とは違った風味を楽しめるので一部のファンに根強い人気を誇っています。
おすすめのコーヒー豆の選び方
産地で選ぶ
コーヒー豆には様々な産地があります。 ブラジルやコロンビアをはじめとした南米以外でも、ベトナムやインドネシアといったアジアでもコーヒー豆の生産が盛んに行われています。
コーヒー豆は気候によって味が異なりますので、産地はとても重要です。自分が好みのコーヒー豆の産地を見つけることでよりコーヒー豆選びが楽になります。
味で選ぶ
コーヒー豆を選ぶ上で重要なのが味です。酸味があるもの、甘いもの、苦味が強いものなどコーヒー豆によって味は異なります。
そのため、まずは自分が好きなコーヒーがどのような味なのかを把握しておきましょう。好きな味に近いコーヒー豆を選ぶことができれば、自宅でも本格的にコーヒーを楽しむことができます。
味は口コミを参考にしたり実際にお店で試飲したりして確かめておきましょう。
香りで選ぶ
コーヒーを選ぶ上では香りも重要です。中にはコーヒーの香りを楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。
部屋の中で好きなコーヒーの香りがするだけで、 よりお店のような雰囲気でコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーの香りは焙煎の具合によって変わりますので、こちらも口コミや店舗に足を運んで確認しておくと良いでしょう。
おすすめのコーヒー豆保存方法
コーヒー豆は高温多湿や紫外線にも弱く、空気に触れる時間が長いほど酸化が進み鮮度を失うという危険があります。ですのでコーヒーを美味しく飲むためにも、コーヒー豆の保存方法はとても重要です。
そこで紹介するコーヒー豆の保存方法が、密閉容器に入れて冷凍庫に保存すること。コーヒー豆を1回分に小分けすること。という2つの方法です。それでは詳しく解説していきます。
密閉容器に入れたコーヒー豆を冷凍庫に入れると長期保存できる
コーヒー豆は、袋を開封した状態でも1週間程度なら常温での保存が可能です。しかし、コーヒー豆を使い切るのに1週間以上かかる場合は、密閉容器に入れて冷凍保蔵をすることをおすすめします。密閉容器に入れて冷凍保存をしておくことで3ヵ月程度は保存することが可能になります。
また、コーヒー豆を購入する量は最大でも3ヵ月分程度を目安に購入すると、コーヒー豆を無駄にせず消費することができます。
コーヒー豆を1回分に小分けにすれば更に長持ちする
コーヒー豆は密閉容器に入れて冷凍庫に保存することで長持ちさせることができます。しかし、この時に1回分に小分けして保存することで更に長持ちさせることができるのです。なぜなら、1回分に分けて保存することでコーヒー豆を冷凍庫から取り出す時に、飲む分以外のコーヒー豆を常温に晒さなくてすむようになるからです。
また、保存するときは密閉できるものなら缶などでも大丈夫なのですが、フリーザーバックなら場所を取らずに保存することができるのでおすすめです。