動きやすくてカジュアルやガーリー、シックなファッションにも合う『スニーカー』。どんな服装にも合わせやすいカラーのスニーカーは、1足もっているだけで服装に困らないので、とても楽と感じている人も多いのではないでしょうか。
多様なファッションに対応できるスニーカーは、その分さまざまな種類があり、購入の際は迷ってしまいます。そこで今回はスニーカーを選ぶコツや人気のスニーカーブランドについて解説していきます。おすすめの人気商品もランキング形式でご紹介しますので、現在スニーカーの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのスニーカーの選び方
スニーカーを選ぶ時に知っておきたいポイントをまとめました。失敗しないために自分に合ったものを探すことが大切です。
どのスニーカーを購入しようか迷った時の参考に使用してください。
スニーカーのサイズで選ぶ
スニーカー選びに最も大切なのは、足にフィットするものかどうかです。足のサイズに合ったものを履くのは大切ですが、『足幅』・『甲の高さ』にも注目してください。
人によって足幅が広い人と狭い人がいます。足幅が広い人は『2E』・『3E』などの表示がある靴を購入しましょう。『2E』や『3E』は足囲の長さで、かかとから足の指の1番長いところまでの長さを指します。『E』から『4E』までありますが、『E』は足囲が最も短い人が選ぶサイズです。
また足の甲が高めの人は、甲のラインに傾斜がある靴を選ぶことがおすすめです。
タイプで選ぶ
スニーカーには大きく分けて4つのタイプが存在します。ここではそれぞれのタイプの特徴をお伝えします。
ハイテクスニーカー
『ハイテクスニーカー』とは現代の技術や機能を取り入れてつくられた靴を指します。パッと目を引くようなデザインや機能性が特徴的です。
1990年代にハイテクスニーカーは爆発的にブームを起こし、それ以来も多くのファンに愛されています。
ファッションへの取り入れ方として、ファッションをシンプルに統一させて、ハイテクスニーカーで個性を出すのもおすすめです。後述の『ローテクスニーカー』よりも歩きやすく走りやすいとされています。
ローテクスニーカー
『ローテクスニーカー』の多くはクラシカルでシンプルなデザインが特徴です。ハイテクスニーカーのように技術や機能を取り入れているわけではなく、単なる靴として履くものとして定義されています。
1990年代にブームを巻き起こした『NIKE』や、『REEBOK』とは対極に位置する靴がこのローテクスニーカーで、古くから展開されてきた『CONVERSE』のオールスター、『adidas』のスタンスミスが代表例です。
ハイカットスニーカー
くるぶしを覆うほどの高さがある『ハイカットスニーカー』は高身長の方におすすめです。ボリューム感があるので低身長の人が履くと、足が短く見えてしまうデメリットがありますが、身長が高ければバランスが整って美脚効果があるのでぴったりです。
足首までをすっぽりと覆う『ホールド力』が魅力で、他のスニーカーとは違ったデザインなので印象を強く残せます。
ローカットスニーカー
足元をすっきりと見せてくれる『ローカットスニーカー』は低身長の方の味方です。足をできるだけ長く綺麗に見せてくれるメリットがあります。
ハイカットスニーカーに比べるとリーズナブルで軽量なのが特徴的ですが、ローカットの魅力はなんといっても通気性に優れているので靴の中が蒸れにくいことです。冬場でも汗をかくと蒸れてしまう靴はできるだけ通気性の高いものを選ぶことで、長く愛用できるでしょう。
スニーカーを履く目的で選ぶ
スニーカーを履いて何をするかによって機能やデザインは違ってきます。ここでは、購入する前に一度スニーカーを履く目的を整理しましょう。
ウォーキング用
『ウォーキング』の疲れが体に蓄積しないように、ウォーキング用足全体が疲れにくい設計になっています。ランニング用よりも重たい原因は、歩行時に振り子の原理を利用して足が疲れたときでも歩けるようにするためです。
加えてウォーキング用のスニーカーは靴底が分厚く安定した歩行ができます。カジュアル・フォーマルどちらのファッションにも合うので、プライベートでも問題なく履けるでしょう。
ランニング用
『ランニング用』のスニーカーはとても軽く、動きやすくなっています。また優れたクッション性を備えているので、地面に足が着地する時に足の負担を減らします。
特にメッシュ素材のスニーカーが多く、汗をかいても乾きやすくなっているのです。ランニング用のスニーカーはカラフルなものが多く、おしゃれなものが豊富です。
通勤用
『通勤用』であれば、朝や帰りの帰宅ラッシュ時にも足が疲れないように、疲労を軽減できるスニーカーを選びましょう。土踏まずの部分にフィットするインソールが入っているものや、クッション性が高いものを選ぶのがおすすめです。
長時間吐き続けても疲れにくい靴に欠かせない要素が、『軽量』という点です。通勤時はなるべく軽量のスニーカーを選ぶべきでしょう。
遊び・デート用
外に出かける時におしゃれにスニーカーを履きたい場合はデザインにこだわりましょう。ファッションのワンポイントになるスニーカーを選ぶことで、コーディネートをぐっとおしゃれにしてくれます。
たとえば女性っぽいスカートに強めのスニーカーを合わせて、Mixコーディネートにしたり、単色で落ち着いたファッションにビビッドカラーのスニーカーを合わせたりするのがおすすめです。
おすすめのスニーカーの人気ブランド
数あるスニーカーブランドの中から人気ブランドをいくつかご紹介します。スニーカーを購入するのであればブランドを重視したいという人にもおすすめです。
オニツカタイガー
1949年につくられた『オニツカタイガー』はスポーツシューズのパイオニア的存在です。ファッション性に優れたおしゃれなスニーカーを数多く販売しています。
たとえば白を基調しているのに、どこかおしゃれさを感じられるデザインの靴が多いです。
New Balance (ニューバランス)
足の解剖学や運動生理学の知識を活かして、もともとは矯正靴の販売を行っていたのが『New Balance』。走りやすいランニングシューズとして人気を集めています。
最近ではレトロデザインの他に、快適な履き心地の『ローテクスニーカー』も多いです。
NIKE (ナイキ)
世界的なスポーツブランドの1つである『NIKE』は、長年愛されているスニーカーを多く発売しています。クラシックなスタイルで誰からも好まれる定番スニーカーが豊富で、クラシックな雰囲気を感じさせます。
白一色でも機能性やデザイン性にこだわったシューズが多いのが特徴です。
VANS (ヴァンズ)
アメリカカリフォルニアで創業したスニーカーの『VANS』は、さまざまなファッションに合わせやすいです。シンプルなデザインでなおかつ頑丈なのでスポーツにも適しています。
黒や赤などの単色でベーシックなデザインのスニーカーが有名です。
REEBOK (リーボック)
長時間歩いても疲れにくいスニーカーづくりが得意な『REEBOK』は、カラーバリエーションが豊富です。他のブランドと比べるとピンクやネイビー、イエローなどカラフルなものが目立ちます。
CONVERSE (コンバース)
老舗メーカーである『CONVERSE』からは、世界中で愛されるシューズがたくさん販売されています。どのファッションにも合わせやすいシンプルなデザインです。
おすすめのスニーカーお手入れ方法
履いた後にお手入れをすることで、スニーカーを長保ちさせることができます。会った人に好印象を残すためにもお手入れ方法を知っておきましょう。
湿ったスニーカーには撥水スプレーがおすすめ
雨や雪で湿ってしまったスニーカーのお手入れで大活躍するのが、『撥水スプレー』です。
まず雨で濡れてしまった靴を拭き取って、靴の中には新聞紙を詰めます。可能であれば半日は日陰で乾かしましょう。
靴が乾いた後にクリーナーで汚れてしまった部分を綺麗にし、その後革素材の場合はクリームを塗って磨いたり、ミンクオイルを靴底に塗ったりします。
最後に撥水スプレーでお手入れ完了です。
できれば毎日のお手入れがおすすめ
1日履いた後のスニーカーをそのまま靴箱に収納せず、汚れた部分はブラシで落とします。中に挟まった砂や小石も取り除きましょう。
スニーカーは1日履いた後2日休ませるのが鉄則です。しっかり休ませることで、体から出た汗や汚れで歪んだ靴の形を元に戻せます。
スニーカー生地ごとのおすすめお手入れ方法
キャンバス地・合皮
まず『キャンバス地・合皮』は強い素材なので、ゴシゴシ汚れを落としても問題はありません。
ぬるま湯に石鹸を溶かして靴を揉み洗いして、落ちにくい場合は固形石鹸を使い、最後に流水ですすいで乾燥させれば、ほとんどの汚れは洗い流せるでしょう。
スエード地
『スエード地』のスニーカーは水洗いが出来ません。汚れやホコリはブラシで落として、専用の『スエードクリーナー』を使用します。
スエード地のスニーカーを履く前には、撥水スプレーをかけることで、汚れが付きにくくなります。少しの工夫でスニーカーを綺麗に保てるので、ぜひ試してみてください。
レザー
『レザー』のスニーカーは革靴と同じお手入れ方法で問題ありません。
他にも靴の中は消臭スプレーをかけることで、靴にこもる嫌な臭いを消すことが可能なので、覚えておきましょう。