音楽活動やイベント、映像制作では欠かせない存在の『マイク』。最近ではパソコンやスマホに直接つないで高音質の音声を楽しめるマイクも増えました。
一口にマイクといっても無数の種類が存在しますので、この記事では自分の用途に合ったマイクの選び方を解説していきます。厳選した10種類の商品もランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マイクの種類
コンデンサーマイク
『コンデンサーマイク』は、繊細な音まで拾える高感度のマイクです。プロのミュージシャンがレコーディングで使うこともあります。
コンデンサーマイクは湿気や振動に弱いため、取り扱いに注意しなければなりません。衝撃に強いケースに入れて、できれば湿度の低い部屋で保管するのが望ましいです。
ダイナミックマイク
『ダイナミックマイク』は、コンデンサーマイクと比べると感度は下がりますが、コンデンサーマイクに比べて低価格で購入できます。
またプロのミュージシャンでもライブではダイナミックマイクを使う場合が多いです。電源供給もいらず、衝撃にも強いのでマイク初心者の方におすすめできます。
おすすめのマイクの選び方
音声を拾う方向 (指向性)で選ぶ
単一指向性
『単一指向性』は、特定の方向からの音をメインに拾うマイクのことです。周りの雑音を拾いにくく、たとえばパーティー会場でスピーチする人の声だけを聞かせたい場合などに便利です。
また単一指向性のマイクには音を拾う角度が設定されており、角度が狭いほどノイズは減りますが音の芯をとらえるようにマイクを向けないといけないため、持ち方や置き方には注意が必要です。
補足情報ですが、単一指向性の角度をさらに狭めたものを『超指向性』といいます。
双指向性
『双指向性』は、正面とその裏側の音を両面から拾います。ラジオの対談や討論など、2人で向かい合って話すときに便利なマイクです。
ゲーム実況などで、ゲーム音と自分の声を収録したい場合におすすめのマイクです。
全指向性
『全指向性』は無指向性とも呼ばれ、360度から音を拾うマイクのことです。
会議室で複数人の会話を録音する時や、コンサート会場の全体の音を拾うときなどに向いています。
音質で選ぶ
音質の良さを判断するには、マイクの『周波数特性』をチェックしましょう。周波数特性の数値の幅があればあるほど、広く音を拾い感度が高くなります。
したがってこの数値の幅によって、『低音域が得意』『高音域が得意』などマイクの特徴がわかります。
便利な機能で選ぶ
マイクは音声を拾うシンプルな道具ですが、最近では指向性を変えられるスイッチやマイク自体に音量調整ダイヤル、ミュート機能などがついているものがあります。
マイクを選ぶとき、そのマイクにどんな機能が備わっているかも確認してみてください。