バイクでツーリング中に仲間と会話を楽しむことができる『インカム』。あるだけでツーリングの楽しさが何倍にも大きくなります。
最近は性能が上がってきたこともあり、種類が豊富になった分どのインカムを選べばよいのか迷ってしまうことはありませんか。
この記事ではそのインカムの選び方を解説します。厳選したおすすめ商品もご紹介していきますので、自分にあったインカムを選んで、ツーリングをより快適に楽しみましょう。
おすすめのインカムの選び方
通話可能範囲で選び
インカムを選ぶ際は、『通話可能範囲』を事前に確認しておきましょう。
ツーリングをする際は、他のバイクと距離が開いてしまうことがあります。また製品によっては通話可能範囲の半分ほどで通話が途切れてしまう場合も。
目安としては最低でも通話可能範囲が200mです。通話範囲が長ければ長いほど、快適な走行ができますので、200m以上を基準に選ぶとよいでしょう。
防水性で選ぶ
雨の日にインカムを使うことも考えて選びましょう。特にJISの防水規格をクリアしているインカムがおすすめです。
JISの規格をクリアしているインカムは『IPX8』や『IPX6』などという表記がされています。この数字が高いほど防水性が高く、『IPX8』となるとシャワーにも耐えられる防水性になります。
同時通話人数で選ぶ
『同時通話人数』も事前に確認しておきましょう。特に複数人でツーリングすることが多い場合は、4人以上で通話できるインカムがおすすめです。
またもし可能なら、仲間と同じインカムを選びましょう。別のメーカーとの通話は電波が悪くなってうまく接続できなかったり、そもそも動作確認がされていなかったりする場合が多いので、同じメーカーの同じ型の製品を一式揃えておくことをおすすめします。
使用可能時間で選ぶ
『使用可能時間』も事前に確認しておきましょう。目安としては、8時間使えるインカムであれば、1日中のツーリングでも使い続けられるといわれています。
豆知識ではありますが、バッテリーは同時接続人数や電波の感度によって減りが早くなることもあります。インカムを使っていないときは電源を切っておき、バッテリーが減りづらくなるように工夫をすると、さらに長く使用できますので覚えておきましょう。