身だしなみを整えるときに、つい忘れがちなのが鼻毛処理。せっかく身だしなみを整えたのに、鼻毛がでてしまっていたら台無しです。
そんな悩みを解決してくれるのが『鼻毛カッター』。最近では鼻毛だけでなく、耳や顔の表面の産毛まで処理できるモデルも発売されており、性別関係なく重宝される美容グッズの一つとなりました。
この記事ではそんな鼻毛カッターの特徴や選び方について詳しく解説していきます。おすすめの商品もランキング形式でご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
鼻毛カッターとは
鼻毛カッターの仕組み
『鼻毛カッター』は形状の差こそあれど、基本的には外側にある筒状の刃と、内側で高速回転している刃に鼻毛が挟まれて切れるという仕組みは共通です。
鋭利な刃物部分が鼻の中で直接当たらないような構造で設計されているため、『カッター』という名称から想像されるほどの危険性はありません。
鼻毛カッターは痛くない?
鼻毛カッターは痛くないのか、不安に思っている方もいるでしょう。先述のように鼻毛カッターは直接刃には当たらない構造をしているので、安全性は高いです。
痛いのは、刃の切れ味が良くないのが原因です。万が一鼻毛が上手く切れずに引っ張られてしまうと、痛みを感じる場合があります。
痛みの少ない鼻毛カッターが欲しい人は、なるべく切れ味がよいモデルを選び、また切れ味が落ちてしまったときには、すぐに買い替えるようにしましょう。
おすすめの鼻毛カッターの種類
鼻毛カッターには大きく分けて電池式、充電式、手動式の3種類があります。それぞれ見ていきましょう。
電池式
『電池式』の鼻毛カッターは細くて持ちやすい製品が多く、コードに邪魔されずにカット可能。コンパクトで持ち運びしやすく、外出先でも手軽に使用できるので、出張先でのエチケットとして、威力を発揮します。
しかし電池が少なくなると、回転が弱まってしまうので、常に替えの電池の準備が必要な点は注意が必要です。
充電式
『充電式』の鼻毛カッターもあります。こちらも充電さえしておけばどこにでも持ち運び可能です。電源コードに繋げたままでも使えるタイプもあり、そのタイプなら充電が切れたときにも続けて使えます。
充電が少なくなった時に出力が弱くなってしまうのは、電池式の鼻毛カッターと同じですが、最近では急速充電に対応している商品もあり、使い勝手は『充電式』に軍配が上がります。
手動式
『手動式』の鼻毛カッターは、電池の減りによる出力低下とは無縁です。
電動式と同じ仕組みのタイプと、はさみタイプの2種類があります。やはり電気で動くモデルと比べると出力は劣りますが、文字通りいつでも使えるので、緊急時のちょっとした身だしなみ整理用に一本持っておくと非常に便利です。
おすすめの鼻毛カッターの選び方
切れ味の良さで選ぶ
鼻毛カッターを選ぶ際に多くの人がまず最初に見るのが、『切れ味』です。自分に合ってない商品や品質が良くない商品だと刃に鼻毛がからまって痛い思いをすることもあります。快適に使用できる鼻毛カッターを選びましょう。
口コミやレビューも参考にして、使用感のよい商品を選んでください。刃の交換ができる商品であれば、いつまでもよい切れ味が感じられます。
安全性で選ぶ
鼻毛カッターは毛細血管の集中している鼻の穴に入れて使用するものですので、安全な商品を選ぶことが大切です。肌に直接刃が当たらないような構造になっている商品や、鼻毛を引っ張ることなくカットできるようなカッターが使用されている商品をおすすめします。
『Panasonic』の商品ならば『デュアルエッジ刃』が使用されているもの、『Philips』の商品ならば『チューブトリマー』が使用されているものがおすすめです。
大きさで選ぶ
自宅以外にも、オフィスや出張先などへ鼻毛カッターを持ち歩く方には、持ち運びのしやすい『コンパクトサイズ』の商品がおすすめです。女性の場合、化粧ポーチに収納可能なコンパクトでスリムな商品を選ぶと、自宅以外のさまざまな場所への持ち運びも楽になります。男性の場合は小さすぎる商品だと握りにくいこともあるので、自分に合った大きさの商品を選んでください。
重量で選ぶ
本体が重すぎるとお手入れ中に手が疲れてしまったり、痛くなってしまうこともあるので、軽い商品をおすすめします。軽量タイプは持ち運びも楽です。電池式や充電式の商品は、電池やバッテリーに重量があるのでどうしても少し重くなります。目安として、全体重量が60g以下の商品が使いやすいと言われています。購入前には商品重量もチェックしてください。
防水機能の有無
水洗いも可能な、『防水機能』が搭載されているタイプの商品であれば、お手入れもしっかりでき、清潔に保つことが可能です。防水機能搭載の商品の中でも、直接鼻に入る部分のみ水洗い可能な商品や、全体の丸洗いが可能な商品など、さまざまなタイプがあります。デリケートな鼻の中に使うものですので、使用後にはしっかりとお手入れをするのがおすすめです。
毛くず吸引機能の有無で選ぶ
鼻毛カッターは通常、使った後にティッシュで鼻をかんで残った毛を拭く必要があります。
しかし『毛くず吸引機能』がある鼻毛カッターであれば、カット後に毛くずを吸い取ってくれるので非常に便利です。
鼻毛カット以外の使用方法で選ぶ
鼻毛カッターの中には、眉・ひげ・耳など他の部分にも使える付属部品がセットになったタイプもあります。
このタイプの鼻毛カッターなら、顔全体の手入れが一台で全部済ませられます。多機能なタイプの鼻毛カッターは値段が高くなりがちですが、自分が処理したい箇所を考えて、必要であればこちらも検討してみるとよいでしょう。
鼻毛カッターのおすすめメーカー
Panasonic (パナソニック)
高い技術力を誇る大手家電メーカーの『Panasonic』ですが、美容家電についても多くの機能的な製品を開発しています。その使用感の良さが人気の理由です。鼻毛カッターに関しても使い勝手のよい製品を多く取り揃えています。
Philips (フィリップス)
オランダの大手家電メーカーである『Philips』は、髭剃り用シェーバーのメーカーとしてよく知られています。鼻毛カッターはこのシェーバーの技術を応用して開発されており、その切れ味の良さが人気です。アタッチメントを付け替えることで顔回りの毛の処理も可能で、襟足やもみあげの処理ができる商品も取り揃えています。
Braun (ブラウン)
ドイツを拠点とする『Braun』は、電気シェーバーや電動歯ブラシなどの小型電気器具が有名なメーカーです。シェーバーは1950年代から開発しはじめたという歴史を持っています。アタッチメントを付け替えることで、6役もこなせる鼻毛カッター、『マルチグルーマー』は人気の商品です。