脇や眉毛など気になるムダ毛の処理に活躍する『毛抜き』。ムダ毛が気になる時に、自宅で手軽に処理できるので便利なアイテムです。
とはいえ毛抜きは種類が多く、違いもわかりづらいと一つに絞るのが難しいアイテムではありませんか。
今回はそんな毛抜きのタイプ別の特徴や選び方を丁寧に解説していきます。おすすめの商品もランキング形式でご紹介していますので、毛抜きの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめの毛抜きのタイプ
先平タイプ
『先平タイプ』は最もメジャーな形の毛抜きです。
掴む幅が広いので抜きたい毛をしっかりと掴むことが可能なのがメリット。また先平タイプの形状のおかげで、掴んだ毛を逃しにくいメリットもあります。太い毛でも抜きやすいので、毛が太めの人におすすめです。
デメリットとしては先がとがっているので肌を傷つける恐れがある点。毛抜きの使用が慣れていない人や男性は特に気を付けましょう。また先端に力が入りやすいので、長い毛の場合は途中で切れることがあるのです。途中で切れてしまうと抜けにくくなってしまうので、切れないように根元をしっかりと掴むことを意識してください。
先丸タイプ
先が丸まった毛抜きの『先丸タイプ』は角がありません。
メリットは角がないので肌を傷つける心配がない点。皮膚の薄い目の周りなどでも安心して使用できます。先丸タイプは先の広い範囲で毛をキャッチするので、途中で切れることも少ないです。切れ毛によって黒ずみや埋没毛に悩んでいる人におすすめです。
デメリットは、皮膚の下にある埋没毛を抜くことは不可能なこと。埋没毛を抜くときは別の毛抜きを使用するとよいでしょう。
先斜タイプ
先が斜めになっている『先斜タイプ』の先は角度があります。
メリットは角度のある先を活かして、狙った1本の毛を離さないでキャッチできること。細くて細かい毛を抜くのにも適しているので、眉毛の処理を丁寧に行いたい人におすすめの毛抜きです。また斜めにつくられているので抜きたい毛に対して垂直に当てる必要がありません。抜く前に毛の位置を確認して行えるので、失敗も少ないです。
デメリットは1度に1本しか抜けないということです。広範囲の毛を掴めないので、一気に抜きたい人にはおすすめできません。また先斜タイプは顔の毛抜きには最適ですが脇などには適していません。
おすすめの毛抜きの選び方
先端の形状で選ぶ
毛抜きがしっかりと抜きたい毛をキャッチできるかどうかは、選ぶ上で重要なポイントです。そして『先端の形状』によって毛の掴みやすさは大きく分かれます。
眉・指・ひげ・脇など抜きたい場所によって毛を掴みやすい毛抜きは違うので、購入する時は毛の掴みやすさを考えて選びましょう。
うまく掴めないと肌を傷めてしまう原因にもなるので要注意です。掴みやすさは購入する前に商品を目視することで確かめられます。
両方の刃がかみ合っていないと毛を掴みにくく、毛の根本ではなく途中を掴んでしまいがちなので要注意です。
素材で選ぶ
毛を抜くときには、毛抜きのばねの特性を使って抜いています。毛抜きの素材によっては一定時間を超えると、もつのが疲れてしまう商品も多いです。
たとえば『プラスチック製』や『アクリル製』は手の力を使わなければ掴めないので、長時間の使用は向いていません。
手を疲れさせたくない方は、ばねの力を利用した『ステンレス製』を選びましょう。
持ち歩きやすいものを選ぶ
外出や出張、旅行をしている時にも毛抜きを持ち歩く女性は多いです。持ち歩く可能性があるならば、購入時にケースが付属している商品を選びましょう。
毛抜きをポーチにそのまま入れてしまうと、ポーチの内部を傷つけてしまう恐れがあります。また先端が劣化してしまうので長保ちしなくなります。
そのため毛抜きの先端にキャップがついているものは持ち運びに便利です。先端を衛生的なまま保管できますし、ポーチに入れても安全です。
毛抜きのおすすめの使い方
温めて抜く
痛みを緩和するためには毛抜きを行う場所を温めるのが効果的です。肌を温めるためにお風呂上りに行ったり、レンジで温めた蒸しタオルを載せてから行ったりしましょう。
蒸気で温めるだけで常温の時よりも肌がやわらかく毛穴が開くので抜けやすくなります。蒸しタオルの作り方は水で濡らしてしぼったタオルを電子レンジで40秒~1分ほど温めるだけです。
この時に高温のまま肌に載せないように気を付けましょう。温度は心地よく感じる程度で十分です。
毛の生えている流れに沿って抜く
毛の流れに逆らって抜いてしまうと、皮膚を引っ張ってしまって痛みを感じます。毛の流れに沿わないことで、毛が根本から引っ張られてしまうからです。
そのため毛抜きは、毛の流れに沿って行いましょう。なるべく根元の毛を掴むことが大切です。
毛抜きを選ぶときの注意点
先端が細すぎないものを選ぶ
先端が細いとそれだけ鋭く毛を抜けるイメージを持ってしまいやすいです。
しかし先端が細すぎると毛がつかみにくく、何度も掴もうとチャレンジしてしまいます。その度に皮膚にダメージを与えてしまうので、先端が遅すぎるものはおすすめしません。
3つのタイプがありますが、毛抜きに慣れていない人は先丸タイプを選ぶのがよいでしょう。先端が丸いので皮膚を傷つける心配がありません。
かみ合わせ
先端部分がしっかりとかみ合わさっているものを選ぶのは皮膚を傷つけないために大切です。
先端がぴったりと重なっていると軽い力で根元から抜きやすいのですが、先端がズレていると毛がつかみにくくなります。購入する時は毛抜きの先端がかみ合わさっているかしっかりとチェックしてください。
衛生的なもの
皮膚トラブルを起こさないために、衛生的な毛抜きを選ぶのがポイントです。
毛抜きの素材には『プラスチック製』・『ステンレス製』などがありますが、衛生面でおすすめなのは『ステンレス製』。ステンレス製は耐久力があり、長保ちしやすいためです。
医療機関でも使用されている素材なので衛生面では高く評価される素材です。