スマホよりも大きな画面で、動画再生や作業ができる『タブレット』。使用頻度の多い方だと、『タブレットでもっとスムーズに文章を打ち込みたい』と考える方もいるのではないでしょうか。より快適にタブレットで文章入力を行いたい方におすすめなのが、『タブレット用キーボード』です。
本記事ではタブレット用キーボードの特徴や選び方、そしておすすめ人気比較ランキング9選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
タブレット用キーボードのおすすめポイント
文章が打ちやすい
タブレット用キーボードはタブレット画面上のキーボードに比べて、文章を入力しやすいです。タブレットではタッチパネルをタップして、文章を入力します。画面上に表示されるキーボードはキーが小さいため、入力ミスをする方もいるでしょう。また文字と文字の間が狭いので、文字修正も困難です。
一方タブレット用キーボードはキーが大きいので、文章を入力しやすいです。タブレットよりもパソコンの操作に慣れている方には、タブレット用キーボードの使用をおすすめします。
画面を広く使える
タブレットで文章を入力するときは、画面上にキーボードが表示されます。画面のスペースをキーボードに取られるので、文章入力中は画面が狭いです。しかしタブレット用キーボードを使用すれば、キーボードが表示されないので画面を広く使えます。
たとえばアカウント登録などでは、画面上の注意事項を確認しながら入力したい方が多いでしょう。画面上にキーボードを表示してしまうと、画面に表示される情報が減ってしまいます。タブレット用キーボードを使えば画面が広いままなので、スムーズに情報を入力できて便利です。
タブレットで文章を入力する機会が多い方は、タブレット用キーボードを使用してみるといいでしょう。
おすすめのタブレット用キーボードの接続タイプ
無線タイプ
タブレット用キーボードには、Bluetoothで接続する『無線タイプ』があります。端末と接続するときにケーブルが不要です。場所を取らず省スペースに繋がるだけでなく、気軽に持ち運べます。
ただ無線タイプのタブレット用キーボードは、電池切れやバッテリー切れに注意が必要です。外出先で突然使えなくなることがあるので、十分に充電しておくか新しい電池を持ち歩きましょう。
有線タイプ
タブレット用キーボードには、USBケーブルで接続する『有線タイプ』もあります。端末にケーブルを繋ぐだけで使用できるため、接続方法がシンプルです。さらに有線タイプは無線タイプに比べると、価格が安い傾向にあります。
とにかく安いタブレット用キーボードが欲しい方は、有線タイプがおすすめです。
おすすめのタブレット用キーボードの感知タイプ
メンブレンタイプ
タブレット用キーボードの感知タイプで、よく採用されているのが『メンブレンタイプ』です。メンブレンタイプのキーは、上層・スペーサー層・下層の3層で構成されています。上下層には電気回路が張り巡らされており、触れ合うと電流が流れる仕組みです。
スペーサー層は上層と下層の間にあります。キーを押し込むとき以外、電流が流れないようにする役割を担っている層です。メンブレンタイプのキーボードはコストが安いので、多くのタブレット用キーボードで採用されています。
パンタグラフタイプ
『パンタグラフタイプ』は、ノートパソコンでよく採用されている感知タイプです。キーの下にはパンタグラフと呼ばれる、ひし形のスプリングが入っています。真ん中にはラバードームと呼ばれるゴムも入っており、キーを押すとパンタグラフが収縮しラバードームが押し込まれ入力できる仕組みです。
軽い押し込みで入力できるため、スムーズに文章を入力できます。ただ耐久性が低いので、力強いタイピングをする方は注意しましょう。
メカニカルタイプ
『メカニカルタイプ』は他の感知タイプに比べて、耐久性が高く制作コストも高いです。メンブレンタイプやパンタグラフタイプは、すべてのキーが同じ電気回路フィルムで入力を感知しています。構造が単純で、制作コストを安く抑えられる感知タイプです。
一方メカニカルタイプは、各キーに独自のスイッチが入っています。そのため他の感知タイプに比べると、コストが高いです。メカニカルタイプには2種類あるので、詳しい特徴を見ていきましょう。
静電容量無接点方式タイプ
『静電容量無接点方式タイプ』はタブレットのタッチパネルと同じく、触れるだけで文章を入力する感知タイプです。押し込める幅はキーボードにより異なります。
接点接触タイプ
メンブレンタイプやパンタグラフタイプでは、キーを押し込むとラバードームが反発して押し戻します。一方『接点接触タイプ』はスイッチの底にスプリングがあり、キーを押し込むとスプリングが反発して押し戻す仕組みです。
ラバードームに比べると押し心地がいいため、タイピングの押し心地を楽しみたい方に人気があります。
おすすめのタブレット用キーボードの選び方
対応OSで選ぶ
タブレット用キーボードを購入するときは、使用しているタブレットの対応しているOSを確認しましょう。OSの種類とタブレットは以下の通りです。タブレットのOSは設定メニューや取り扱い説明書などで確認できます。
・iOS:iPad (Air、Proなど)
・AndroidOS:LAVIETab、MediaPadなど
・WindowsOS:Surface、ARROWStabなど
重さで選ぶ
タブレット用キーボードのメリットといえば、何と言っても気軽に持ち運べることです。しかしタブレット用キーボードが重たいと、持ち運ぶのが苦になってしまう方もいるでしょう。ですのでタブレットを外出先に持ち出す機会が多い方は、重さに注目してみてください。
打ちやすさで選ぶ
タブレット用キーボードは使用するものによって、文章の打ちやすさが異なります。文章をあまり多く打たない方は問題ありませんが、長文を打ち込むとなれば打ちやすさは重要です。タブレット用キーボードを購入するときは、口コミやレビューなどでキーボードの打ちやすさを確認しましょう。
キーボード配列で選ぶ
キーボードの配列は日本語配列と英語配列の2種類あります。キーにひらがなを記載しているのが日本語配列です。一方英語配列はキーにローマ字のみ記載されています。どちらもアルファベットの並びは同じですが、記号の並び方が異なります。
普段使い慣れている配列のキーボードを、購入するようにしましょう。
カバー・ケースの有無で選ぶ
タブレット用キーボードには、タブレットカバー・ケースと一体になった製品があります。キーボードだけでなくカバーやケースとしても使えるため、カバーやケースを購入する予定の方にもおすすめです。中にはスタンドとして機能する製品もあります。
ノートパソコンのように画面を立てたり角度調整できる製品もあるので、用途に合わせて購入しましょう。
サイズで選ぶ
持ち運びを前提としてタブレット用キーボードを購入するなら、ケースやカバンなどの大きさに合ったサイズを選びましょう。またサイズが大きければ重くなりますし、小さければ文章を打ちづらいです。優先する項目にあったサイズの製品を購入しましょう。
形状で選ぶ
カバー一体型
繰り返しになりますが、タブレット用キーボードには『カバー一体型』の製品もあります。カバー一体型のタブレット用キーボードは中にタブレットを収納するため、常にタブレットとキーボードをセットで使いたい方におすすめです。中にはキーボードを取り外せる製品もあります。キーボードの使用頻度が少ない方は、取り外せる製品を選びましょう。
しかしケースによっては、対応しているタブレットが限られている製品もあるので注意しましょう。またタブレットを買い換えると使用できなくなるので、同じタブレットを使い続ける方におすすめです。
独立型
『独立型』のタブレット用キーボードはOSさえ対応していれば、さまざまなタブレットで使用できます。サイズやメーカーに関係なく使えるため、汎用性が高いです。タブレットだけでなくスマホにも使えるため、複数の端末で使用したい方におすすめします。
バッテリーの稼働時間で選ぶ
タブレット用キーボードによっては、バッテリーの『稼働時間』が異なります。より長く使用したい方は、バッテリー稼働時間に注目して製品を選びましょう。ただバッテリーの稼働時間が長い製品はバッテリーが大きいため、製品本体が重かったり価格が高かったりすることもあります。
予算や持ち運ぶことを考慮したうえで、バッテリーの稼働時間で選びましょう。
マルチペアリング機能・切り替え機能の有無で選ぶ
タブレット用キーボードには、『マルチペアリング機能』・『切り替え機能』を搭載した製品があります。マルチペアリング機能・切り替え機能を搭載していると、さまざまな端末と簡単に接続できます。タブレット以外にパソコンやスマホでも使用したい方は、マルチペアリング機能・切り替え機能を搭載している製品を選びましょう。
おすすめのタブレット用キーボードの種類
キーボードドック
『キーボードドック』は端末をはめ込んで使用できる、タブレット用キーボードです。ノートパソコンのように端末を立てて使用できるため、スムーズに文章入力を行えます。製品によっては有線・無線を選べるので、さまざまな端末に接続できます。
ただキーボードドックは重たい製品が多いので、持ち運びには向いていません。自宅や職場など、決まった場所で使用したい方におすすめです。
キーボード付きケースカバー
『キーボード付きケースカバー』は、タブレット用キーボードとケースの両方を購入したい方におすすめです。ケースカバーにタブレットを収納すれば、ノートパソコンのように使用できます。タブレットを保護しながらキーボードとしても使えるため、利便性の高い製品です。
キーボード付きケースカバーは対応しているタブレットが異なります。購入するときは使用しているタブレットが対応しているかを確認しましょう。
おすすめのタブレット用キーボードメーカー
タブレット用キーボードは製造しているメーカーによって、製品の特徴が異なります。
Logicool (ロジクール)
『Logicool』のタブレット用キーボードは、インカーブキーを採用している製品が多いです。インカーブキーとは真ん中が凹んでおり、指にフィットしやすいキーのことを指しています。
入力しやすい設計になっているため、長文を打ち込む方におすすめです。また製品の耐久性が高いので、持ち運ぶ機会が多い方にもおすすめします。
BUFFALO (バッファロー)
『BUFFALO』が製造しているタブレット用キーボードは、折りたためたり薄くて軽かったりする製品が多いです。持ち運びやすいタブレット用キーボードを購入したい方には、BUFFALOの製品をおすすめします。
Microsoft (マイクロソフト)
『Microsoft』は主にBluetoothを搭載した、無線のタブレット用キーボードを製造しているメーカーです。BUFFALOと同じく薄型で軽い製品が多いため、持ち運ぶことを想定した上で無線のキーボードを使用したい方におすすめです。