タブレット端末を保護するのに欠かせない『タブレットケース』ですが、商品によって特徴や機能、デザインなどが異なってきます。
また機種対応のケースだけでなく、さまざまな機種に対応している汎用タイプのケースまで幅広く売られていて、どれを選んだらいいか分からないという方も多いと思います。
今回は、タブレットケースの選び方や種類、おすすめ商品についてご紹介していきます。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
タブレットケースをおすすめする理由
スマホにケースをつけている人は多いですが、タブレットにケースをつけている人は少ないように思います。実際、タブレットにもケースが必要なのでしょうか?
ケースの種類にもよりますが、ないよりはあった方がいいでしょう。ケースを使用することで大きな液晶画面を保護してくれたり、落とした時の衝撃も抑えてくれます。サイズが大きなタブレットはスマホよりも落としやすいため、ケースを使用した方がタブレットを綺麗な状態で、長く使うことができるでしょう。
タブレットケースのおすすめの選び方
タイプで選ぶ
手帳タイプ
『手帳タイプ』の特徴は、液晶画面を全面保護できるというところです。カバンの中でも画面が傷つかず、また落とした時にも画面から落ちることがないので、安心して使うことができます。
手帳型ケースの中には、スタンドとして使うことができるケースもあるので、自宅で動画をみることが多い方にも手帳型タイプはおすすめです。
カバータイプ
『カバータイプ』のケースは、スマホの背面や側面を保護してくれるケースです。落とした時にスマホの角が傷ついてしまうのを防いでくれます。手帳型ケースとは違い、厚みも薄いものがほとんどなので嵩張らず、カバンが小さめな方でも使いやすいケースです。
素材は、シリコン素材やTPU素材といわれるものを選ぶとより衝撃を抑えてくれます。手帳型と違ってケースを開かずに操作ができるので、手にとってすぐに操作をしたいのであれば、こちらのカバータイプの方がいいでしょう。
質感で選ぶ
ポリカーボネート素材
シンプルで、タブレットのデザインや薄さを損なわず使いたいのであれば、ハードタイプの中でも『ポリカーボネート素材』のケースがおすすめです。
薄いのに強度があり、タブレットを傷から守るだけでなく衝撃を吸収してくれます。万が一ケースが割れてしまっても、タブレット本体はしっかり守られるので安心です。衝撃吸収加工を重視するのであれば、ポリカーボネート素材を選ぶといいでしょう。
またポリカーボネート素材のケースはとても軽いため、本体の重さより重くなるのが嫌という方にもおすすめです。
シリコン・TPU素材
『シリコン』や『TPU素材』のケースは、先ほどのポリカーボネート素材よりも柔らかく手触りのいい質感のケースです。プラスチックというよりは、どちらかというとゴムっぽい素材のため、ポリカーボネート素材に比べて手から滑り落ちるということは少ないでしょう。
シンプルなものからおしゃれなもの、可愛いものまでデザインが豊富で、衝撃もしっかりと吸収してくれます。ポリカーボネート素材より厚みが出てしまうものもありますが、手に馴染みやすいのはシリコンやTPU素材のケースです。
レザー素材
『レザー素材』のケースは、高級感があり上品な印象のケースです。レザーケースのほとんどは手帳型のものが多く、液晶画面までしっかりと保護してくれるので、カバンの中でも安心です。
また最初は素材が硬く感じることもありますが、レザーは使っているうちに馴染んできますので、使うほど使いやすくなるという魅力もあります。傷を絶対につけたくないという方は、レザー素材の手帳型を使うといいでしょう。
サイズで選ぶ
タブレットもスマホと同じように種類がたくさんあり、サイズやデザインもさまざまです。そのためケースにもさまざまなサイズがあります。フリーサイズの汎用タイプや、それぞれの機種に適している機種対応タイプです。どちらにもいい点はありますが、汎用タイプだとモデルによってはサイズが大きいことがあります。
反対に機種対応タイプだと、そのモデルにぴったりのサイズとなるので、デザインが限られてしまいます。どちらがいいかは、みた目だけでなく機能で選ぶこともできますので、なかなか選べないという方は用途に合わせて決めるといいでしょう。
汎用タイプ
『汎用タイプ』のケースは、フリーサイズなので幅広い機種に使うことができます。そのためデザインの種類が多く、さまざまな機能も充実しているものが多いです。性能にこだわって作られているものもあり、タブレットを傷や衝撃から守るための工夫がされているものもあります。
ただ一つ問題なのが、サイズをきちんと測ってから購入しないと使えない場合があることです。事前にしっかりと確認をしておくようにしましょう。
機種対応タイプ
『機種対応タイプ』のケースは、あらかじめタブレットの機種に合わせて作られているケースなので、フィット感があります。
カバンにいれて持ち運ぶ際には、こちらのケースの方が嵩張らないのでおすすめです。
ですがその機種専用のケースとなるので、汎用タイプに比べて種類が少なく、デザインもシンプルなものがほとんどです。また少しお値段が高い場合もあります。どちらにするか迷う場合は、どのようにして持ち運ぶのかで決めると決めやすいです。出来るだけ薄くしたいのであれば、フィット感のある機種対応タイプを選びましょう。
便利な機能で選ぶ
段階調節機能
自宅、会社、出張先などさまざまな場所で使いたいという方は、『段階調節機能』のついたケースが使いやすいです。
カバーの部分が三つ折りになっているマグネットタイプのカバーを使用すれば、テーブルに置いた時でも角度を自由に調整できるので、みやすい角度で仕事をしたり、動画をみたりすることができます。タブレットは大きいので、スマホに比べて重たいです。手で持ったまま使用すると疲れてしまうので、テーブルで置いて使用したいという方におすすめのケースです。
ハンドフォルダーつき
手に持ってタブレットを使うことが多いのなら、『ハンドフォルダー』つきのケースがいいでしょう。長時間、両手でタブレットを持つのは疲れてしまいます。そんな時ハンドフォルダーがあればタブレットを固定できるので、片手でも疲れにくく長時間でも使いやすいです。
またタブレットを家族で使用しているという方には、お子さんが持つ際に安定して持つことができるので、手に持つことが多いのならハンドフォルダーつきのケースをぜひ検討してみてください。
360度回転式
『360度回転式』のケースは、タブレットを置いて使用することの多い人がいいでしょう。手帳型ケースはスタンド機能を使った場合、一般的に画面が横向きになることが多いです。
ですが360度回転式のケースは、同じくスタンド機能を使った時に画面を縦でみたい時にも使うことができます。縦、横で使いたい向きに応じて、タブレットの向きを変えることができるのでとても便利です。映画や、読書、ネットサーフィンなど目的に合わせて画面の向きが変えることもできます。家でよく使う人は重宝するでしょう。
キーボードつき
外出先に、ノートパソコンの代わりとしてタブレットを持ち運びたいと考えている方は、『キーボードつき』のケースが使いやすいです。短い文章は問題ないかもしれませんが、長い文章を打つ時はキーボードがあった方が楽と思う方が多いと思います。
キーボードつきのケースなら、ケースを買うだけでキーボードまでついているだけでなく、持ち運びもしやすくとても便利です。文字を打つことが多いのであれば、キーボードつきケースを選びましょう。
オートスリープ機能
タブレットには、『オートスリープ機能』が搭載されているものがあります。この機能をオンにしてオートスリープ機能に対応しているケースを使用すると、充電を抑えることができます。
オートスリープ機能とはカバーを閉じるだけで自動で画面をオフにし、カバーを開くだけで自動で画面をオンにしてくれる機能のことです。もし画面をオフにし忘れていても、カバーを閉じていれば自動で画面をオフにしてくれるので、充電を無駄にしてしまう心配がいりません。細かいところですがあると便利な機能です。