メイクの仕上がりともちをよくする『アイシャドウベース』。アイメイクを行う前にひと塗りするだけで、目元の印象がぐんとアップするため、ぜひ仕込んでおきたいアイテムです。ただアイシャドウベースにも種類が豊富にあり、どれを選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
この記事ではアイシャドウベースの役割や、カバーしたい悩みに合わせた色の選び方などを解説します。最後にはおすすめの商品も紹介するため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アイシャドウベースとは
そもそも『アイシャドウベース』は、その名のとおりアイシャドウの下地という役割をもちます。アイメイクの最初にまぶたへ塗っておくと、アイシャドウのもちがよくなるだけでなく、発色アップ・肌悩みのカバー・メイクがヨレにくいなどさまざまなメリットが。
デパコス系からプチプラ系まで、幅広い価格帯でラインナップがあるのも魅力です。アイシャドウベースに求める機能を備えているか、よくチェックするのがおすすめですよ。
アイシャドウベースをおすすめする理由
先に紹介したように、アイシャドウベースは次にのせるアイシャドウの発色をよくします。きれいに発色するぶん一度に使う量が少なくてすむため、アイシャドウの節約にもつながりますよ。
また時間が経つと目元のメイクが崩れている経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?目元はまばたきによる皮膚の収縮や、皮脂による崩れが気になる部分です。アイシャドウベースを仕込んでおくと、メイクしたてのきれいな状態をキープできます。
アイシャドウベースのおすすめの選び方
アイシャドウベースと一口にいっても、テクスチャーや色などによって特徴が異なります。アイシャドウベースのよさを最大限引き出すためには、場面に応じたタイプを使い分けることが大切ですよ。
アイシャドウベースのタイプで選ぶ
アイシャドウベースは主に、『クリーム』・『リキッド』・『パウダー』と3種類あります。それぞれの特徴を紹介するため、シーンごとに最適なテクスチャーを押さえておきましょう。
クリームタイプ
使い慣れていない方でも気軽に挑戦しやすいのが『クリームタイプ』。のびがよく指でさっと塗れて、量の調整をしやすいのが特徴です。他のテクスチャーと比べてほんのり存在感があるため、目元にニュアンスをつけたい時にも活躍します。
商品数や色みが豊富にあり、欲しいアイテムが見つかりやすいのも嬉しいポイント。使いやすいので色違いで複数もつのもおすすめですよ。
リキッドタイプ
『リキッドタイプ』は水分が多く肌にぴったりとフィットするため、アイメイクのもちを重視する方向き。夏場や運動するシーンなど、特にヨレが気になる場面にぴったりです。形状も筆ペン・チップ・ブラシなどが多く、指が汚れにくいのもメリットの一つ。
ただ肌への密着力が強いぶん肌に負担がかかりやすいため、化粧品でトラブルが起きやすい方はパッチテストを行ったり、成分の確認をおすすめします。
パウダータイプ
まぶたへふんわりと密着する『パウダータイプ』。カバーというよりかは、まぶたの状態を整えて肌感をさらっとさせることで、後からのせるアイシャドウのよさを引き出します。他のテクスチャーよりも密着感がないため落ちやすいですが、肌に優しく敏感肌の方へおすすめです。各メーカーによってパウダーの細かさや色みなどの特徴が異なるため、よくチェックしてくださいね。
アイシャドウベースの色で選ぶ
テクスチャーと同じく重要なのが色みです。アイシャドウの手助けをする他にも、肌悩みに合わせた色みを選ぶことでメイク効果も得られて一石二鳥ですよ。
ベージュ・クリア
最もスタンダードで商品数が多いのは、『ベージュ』や色がついていない『クリア』タイプです。特にカバーしたい肌悩みがない方や、まずは試してみたいという方におすすめ。ベージュは肌に馴染む色のため、肌色を自然に調整してくれます。
またクリアは色がついていないぶん軽い塗り心地。塗っている感を出したくはないけど、アイメイクのヨレは防ぎたいという場面で重宝すること間違いなしです。
ピンク
血色感がなくて青くくすんだ肌をカバーしたい方は、『ピンク』のアイシャドウベースを選びましょう。肌のアラを整えて透明感のある肌色に調整します。また血色感を与えるためトーンアップ効果も期待できますよ。
ピンクは肌に馴染みやすい色のため、トーンアップしながらも白浮きすることがありません。青くすみで悩む方だけでなく、自然に肌色をカバーしたい方へもおすすめの色ですよ。
オレンジ
茶色がかったくすみやクマ・シミなどといった肌悩みをカバーするのは、『オレンジ』系のアイシャドウベース。オレンジ系の色みは、茶色を肌色へ自然に馴染ませる働きをします。また他の色と比べてカバー力も高いですが、色が浮くことはありません。
ただ主張の強い色ですので、厚塗りにならないよう注意が必要。アイシャドウベースとして使うなら、後からのせるアイテムとの色バランスを考えて量を調整してくださいね。
保湿成分で選ぶ
アイシャドウベースは肌のなかでも、特に敏感なまぶたへメイクの最初にのせるアイテムのため、成分にも注目することをおすすめします。またまぶたは特に皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。乾燥肌や空気が乾くシーズンで使う際は、『保湿成分』が配合されているかどうかも意識してみてください。
特に目尻側はよく収縮して乾燥しやすいため粉っぽくなりがち。時間の経過とともに目元がつっぱるように感じる方は、積極的に保湿成分配合のものを選びましょう。
ウォータープルーフで選ぶ
とにかく崩れたくない・メイク直しの手間を省きたいという方には、崩れに強い『ウォータープルーフタイプ』のアイシャドウベースがおすすめです。汗や皮脂・涙といった水分でアイメイクがヨレるのを防ぎます。
ただウォータープルーフタイプは肌へぴったりと密着するぶん、メイクオフしにくいという特徴も。洗い残しがあると肌荒れにもつながりますので、丁寧にしっかり落とすよう意識しましょう。
アイシャドウベースのおすすめブランド
ここからはアイシャドウベースでおすすめのブランドを紹介します。それぞれの特徴をチェックしてくださいね。
キャンメイク
メイクに使えるプチプラアイテムが多いと人気の『キャンメイク』。トレンドカラーを押さえた高品質な商品を多く展開しています。そのうえ価格がよ心的で気軽に試せるのも魅力の一つです。
キャンメイクにはテクスチャーの違うアイシャドウベースが2種類あります。それぞれ確かな実力を備えていながら破格の安さ。まずは試してみたい方や、2個め3個めをお探しの方におすすめのブランドですよ。
MAC (マック)
幅広いメイクアイテムがあり色展開も豊富な『MAC』は、プロも愛用する高品質さが魅力。カラーメイクアイテムだけでなく、ブラシなどのツールも使い勝手がよいと人気です。そんなMACのアイシャドウベースは肌悩みによって使い分けたい方へおすすめ。
一度使うと何度もリピートする人が多数いるほど高品質なため、いつものメイクを格上げしたい方や、メイク上手にみせたい方は要チェックです。
Excel (エクセル)
アイブロウアイテムやアイシャドウが優秀で使えると高い人気を誇る『Excel』。製薬会社だからこその高品質さと、リーズナブルな価格という嬉しい特徴を備えています。毎年数多くのベストコスメを受賞するなど、品質の高さは折り紙つき。
そんなエクセルから展開しているアイシャドウベースは、もちろん使い勝手がよく口コミでも高い評価を得ています。クリームのテクスチャーが好みの方におすすめですよ。
NARS (ナーズ)
アーティスティックかつ使い勝手のいいメイクアイテムを多数展開する『NARS』は、世界中で愛用されるブランドです。アイシャドウやリップといった色ものも人気がありますが、ベースメイクアイテムも充実しています。
そのためアイシャドウベースも複数種類があり、何度もリピートする方がいるほどの人気ぶり。テクスチャーの異なるアイテムが揃っているため、いくつか見比べたい方にぴったりのブランドですよ。