クマは顔の印象を左右するため、メイクで隠す方は多いでしょう。クマがあることで疲れて見えたり老けて見えたりするので、に隠したいものです。
ここではクマ隠しにぴったりのコンシーラーを紹介していきます。症状別のコンシーラーの選び方からスペック、おすすめの商品などを詳しくまとめたので、メイク初心者にもおすすめです。コンシーラーで綺麗にクマを隠して、健康的な美しさを手に入れましょう。
クマ隠しコンシーラーをおすすめする理由
「コンシーラー」は英語の「conceal(隠す)」から名づけられており、その名の通り気になる部分をピンポイントで隠せるメイクアイテムです。クマのほか、ニキビやほくろ、シミといった肌トラブルを隠して均一に見せてくれます。なかでもクマはどうしても人目に付きやすい部位なので、老け顔の原因になってしまいます。
クマはファンデーションで隠すこともできますが、ムラや厚塗りになってしまうため注意が必要です。コンシーラーにはリキッドやクリーム、スティックタイプなどがあるので、肌質に合わせて上手に仕上がるものを選べるのがメリットでしょう。
クマ隠しコンシーラーのおすすめの選び方
ここでは「クマ隠しコンシーラーの選び方」のポイントを紹介していきます。
人によってクマの出方が異なるため、症状に合ったものを選ぶようにしましょう。青クマ、茶クマ、黒クマなど、体質や体調によって毎日状態は変わります。それぞれへの対処法を知っておけば、毎日の肌状態に合ったコンシーラーを使い分けられるでしょう。
クマの色でコンシーラーを選ぶ
青クマ
「青クマ」は血流のめぐりが悪くなることにより、毛細血管が青っぽく見える症状を指します。睡眠時間が足りないときなどに出やすいのが特徴です。また慢性的なストレスでも表れるため、常に青クマが出ている人も多くなっています。
青クマをけすには、ピンクやオレンジ系の赤みのあるカラーを付けるのがおすすめです。青の反対色をのせることで、自然に仕上がります。
茶クマ
「茶クマ」は長年の日焼けやメイク汚れの蓄積などで、肌が色素沈着を起こしている状態を指します。アイメイクをする際に目をごしごしこすってしまうのも、原因の一つです。青クマのように体調によって薄くなることはなく、茶色くくすんで見えるのが特徴となっています。
茶クマにはイエロー系のカラーをのせるのが効果的です。茶色と同系色を重ねることで、肌に綺麗になじみます。どんよりと暗い色になってしまった茶クマには、下地にグリーン系を入れると明るく見えておすすめです。
黒クマ
「黒クマ」は肌の老化、たるみが原因で起こる現象です。年齢を重ねることで目元が影になり、クマのように見えてしまいます。もともと目が大きくぱっちりした顔立ちの方がなりやすく、外国人にも多く見られるのが特徴です。
黒クマをけすには、ベージュ系のカラーがおすすめです。影になっている部分を明るく見せることで光を反射し、錯覚の効果でクマをけします。またパール入りのコンシーラーを選ぶと、肌にツヤ感が出て潤いのある目元に仕上がるでしょう。
コンシーラーのタイプで選ぶ
一口にコンシーラーといっても、形状はさまざまです。クマの濃さによっておすすめの対応が異なります。またタイプによって扱いやすいものとそうでないものもあるため、メイクに慣れているかどうかも考慮して選ぶのがおすすめです。
リキッドタイプ・クリームタイプ
「リキッドタイプやクリームタイプ」は、テクスチャが柔らかいのが特徴です。目元は笑ったり泣いたりとよく動かす部位なので、柔らかいもののほうがしっかりとフィットします。
リキッドタイプには毛先がブラシになっていてそのまま塗れるタイプもあり、初心者でも簡単に扱えます。持ち運びにも便利なので、メイク直し用のコスメとしてもおすすめです。
またクリームタイプは、油分と水分がバランスよく配合されており綺麗にクマを隠せます。ただし塗る際にはブラシや指にとる必要があるため、持ち運びには向いていないのがデメリットでしょう。
スティックタイプ
「スティックタイプ」は、もっともカバー力が高いコンシーラーです。濃いクマもきれいに隠せるため、しっかりメイクをしたいシーンにおすすめとなっています。仕事でプレゼンをするときや、パーティーで濃いめのメイクをするときにも安心して使えます。
ただし塗り過ぎると肌から浮いてしまうので、自然に見せるためにはテクニックが必要です。そのため塗る際には直接肌に付けるのではなく、ブラシや手の甲に一旦とってからにするのがおすすめでしょう。初心者の場合は、硬めのものより水分が多めの柔らかいテクスチャを選ぶと扱いやすいです。
ペンシルタイプ・パウダータイプ
あまりポピュラーではありませんが、コンシーラーには「ペンシルタイプ、パウダータイプ」も販売されています。しかしクマ隠しにはどちらも向いていません。
ペンシルタイプはテクスチャが硬くて伸びないため、皮膚の薄い目元に付けても上手にクマが隠れません。使うのであれば、ニキビやほくろなどの部位がおすすめです。
またパウダータイプはあくまでも仕上げとして使うコスメなので、リキッドタイプなどであらかじめ隠した上で使うのがおすすめです。パウダーは肌のムラを隠してふんわりと見せる効果があるので、メイクが終わった最後に付けるくらいがよいでしょう。
コンシーラーの保湿力で選ぶ
コンシーラー選びには、「保湿力」も大切です。目元は皮膚が薄くて乾燥しやすいため、メイクしてから時間がたつと粉が吹いたりヨレたりしてしまいます。そのためコンシーラーも水分量が多く、しっかり保湿してくれるタイプがおすすめです。
リキッドタイプはもともと水分量が多く、肌の乾燥を防いでくれます。濃いめのクマを隠したい場合はスティックタイプを使いますが、コンシーラーを付ける前に化粧水などでしっかり保湿しておくとよいでしょう。また時間がたったときに直しやすいように、最初から厚塗りにしすぎないのもポイントです。
クマ隠しコンシーラーのおすすめの使い方
ここでは上手にクマを隠すためのおすすめの方法を紹介していきます。同じアイテムを使っても入れ方で仕上がりが変わるため、ぜひ正しい使い方を守ってみてください。
目頭から放射線にコンシーラーを入れる
コンシーラーを入れる際には、「目頭から放射状」に入れるようにしましょう。クマの部分にベタ塗りすると色が浮いてしまい、逆に目立ってしまいます。自然になじませるために、放射線を描くように少しずつ入れるのがおすすめです。
最初からしっかりと入れてしまうと、時間がたつにつれてメイクが崩れる原因となってしまいます。最初に薄付きにしておけば、メイク直しの際も簡単に修正できておすすめです。
指で軽くなじませる
コンシーラーを入れた後は、「指を使って軽く押さえる」と肌の色ときれいになじみます。目のキワにはコンシーラーが溜まりやすいので、綿棒を使って細かい部分を落とすのもおすすめです。ただしあまりに指で叩きすぎると肌を傷つけてしまう原因にもなってしまうため、あくまでも優しく行うのがポイントです。
なじませる際には、コンシーラーを塗った部分の境目を重点的にぼかしましょう。そうすることで肌全体が均一に見え、ナチュラルメイクに仕上がります。なじませる前にスプレータイプの化粧水を肌に吹きかけておくと、保湿効果も得られておすすめです。
コンシーラーの上にパウダーをのせる
クマがきれいに隠れたら、最後の仕上げとして「パウダー」をのせていきます。パウダーは肌を均一にふんわりと見せる効果があり、メイクしていないようなナチュラルな仕上がりになるでしょう。パウダーにはラメが入っているタイプを選ぶと、光の反射の効果で綺麗に仕上がります。
パウダーはこするとすぐに取れてしまうため、必ず最後に付けるのがポイントです。パウダーはしっかり塗りたくなりがちですが、厚塗りするとそれまでのコンシーラーを塗った意味がなくなってしまいます。そのため薄付きになるよう軽くはたくくらいがおすすめです。