近年では『つけまつげ』を愛用する女性も増えてきました。つけまつげには派手なタイプからナチュラルなタイプまでさまざまなものが販売されています。
『つけまつげ』のいいところは、マスカラと違い地まつげを傷めないところでしょう。マスカラをオフする際に、うっかりまつげが抜けてしまったという経験をしたことがある女性は多いはずです。つけまつげであれば、そういった心配はいりません。
こちらではおすすめのつけまつげやつけ方について紹介していきます。
つけまつげのおすすめの選び方
つけまつげにはさまざまな種類があります。派手で分厚いものから、薄くまるで地まつげのようなナチュラルなもの。そしてカラーも黒以外に茶色なども販売されておりどれを選んでいいのか悩む人も多いでしょう。こちらではつけまつげのおすすめの選び方についてご紹介しますのでチェックしてみてください。
つけまつげのタイプで選ぶ
つけまつげを選ぶときは、仕上がりをイメージしてタイプ別に選ぶのがおすすめです。つけまつげをつけたときの自分の顔をしっかりとイメージしてみましょう。イメージをしっかりと思い浮かべることがつけまつげで失敗しないコツです。
毛量の少ないタイプ
毛量が少ないタイプのつけまつげは、なんといってもナチュラルな印象に仕上げてくれるという特徴があります。地まつげでは物足りないけど、マスカラも落とすのが大変だしと躊躇している人におすすめのタイプです。
一見、毛量が少なく心配になる人もいるかもしれませんが、細くて華奢なタイプであれば地まつげとミックスされて目元の印象をよりはっきりできるでしょう。地まつげの毛量が少ないと悩んでいる人もぜひ試してみてください。
セパレート&目尻長めタイプ
お人形のようなキュートな印象やくっきりとした目元に仕上げたいという人は、セパレートもしくは目尻長めタイプのつけまつげを選ぶといいでしょう。セパレートタイプは、まつげが束になっており、まつげとまつげの間隔がややあいているものを指します。
さらに目尻が長めのタイプを選ぶことで、目を横長に大きく見せることが可能です。タレ目を意図的に作りたいという人もぜひ活用してみてください。
ロング&カールタイプ
とにかく派手な目元やゴージャスで印象が強い目元に仕上げたいという人は、ロングカールタイプのつけまつげがおすすめです。とくに鼻筋がしっかりしている人や堀が深い人などは、ロングカールタイプのはっきり・くっきりしたつけまつげが似合います。
また普段から濃いのアイメイクをする人にもボリューム感のあるつけまつげは相性がいいでしょう。ゴージャスなつけまつげは、夜のデートにもおすすめです。
目の形に合うかどうかで選ぶ
つけまつげを使ったことがある人は、自分の目の形に合わないタイプを選んで失敗してしまった経験はないでしょうか?
実は目の形は人それぞれで、かなり違いがあるものです。そのためつけまつげ初心者の人は、まず自分の目の形にフィットするものを選ぶと失敗が少なくて済むでしょう。
一重の人
重たい印象に悩まされることが多い一重まぶたの人は、目の縦幅を強調するとバランスがよく見えます。そのためつけまつげの中央部分が長めで、両端はやや短めになっているタイプのものを選ぶとすっきり、はっきりとした目元に仕上げられるでしょう。
さらにつけまつげの長さがロングタイプのものを選べば、デカ目効果も抜群です。とにかく立体的に見えるよう、目の中央部が長くなるような形のつけまつげを選びましょう。
奥二重の人
続いて奥二重の人におすすめなのは、ロングタイプのつけまつげです。奥二重の人は見る角度によっては一重に見えることも多く、腫れぼったいまぶたに悩んでいる人も多くいます。
しかしロングタイプのつけまつげを使うことにより、二重部分の奥行をしっかりとカバーすることが可能です。ただし毛量が多すぎるものを選ぶのは控えるようにしましょう。奥二重に上手くフィットせずに、浮いてしまう可能性があるので気をつけてください。
二重の人
ぱっちりとしたかわいい目元が印象的な二重の人は、ボリューム感のあるクロスタイプのつけまつげがおすすめです。クロスタイプのつけまつげは、毛量が多いだけでなく隣のまつげ同士が交差している状態のものを指します。
とくにぱっちりして見える平行二重の人は、ボリュームがあるものを選ぶと豪華な雰囲気に仕上がるでしょう。二重の人がナチュラルに仕上げたい場合は、クロスタイプかつ毛量が少ないものを選ぶとすっきりした目元にすることが可能です。
つけまつげの軸色で選ぶ
つけまつげには軸色というものが存在しますが、深く考えたことがないという人も多いのではないでしょうか。つけまつげをつける際に、のりを塗布する部分が軸です。この軸部分の色は透明か黒、ブラウンの3色。よりナチュラルな仕上がりにしたい人や薄化粧の人は透明タイプの軸を選ぶといいでしょう。黒軸タイプはアイラインの代わりにもなるため、やや強めの印象に仕上がります。
つけまつげの色で選ぶ
つけまつげにはそれぞれ色があることを知っていますか?マスカラを選ぶときもブラック以外にブラウンなど自分のメイクにあった色味を選ぶ人がほとんどでしょう。つけまつげにも大きくわけて、ブラック・ブラウン・ブラウンミックスの3色があり、なりたい印象によって使い分けることが大切です。
ブラック
『ブラック』のつけまつげのいいところは、はっきりくっきりした印象の目元に仕上がることでしょう。アイメイクが濃いの人や寒色系のカラーを使う人にはブラックのくっきりしたつけまつげがおすすめです。
またパーティや結婚式などの特別な場面でも、華やかな目元を作ってくれます。なるべくナチュラルに仕上げたいという人は、ブラックでも毛量が少ないものを選ぶのがいいでしょう。
ブラウン
『ブラウン』カラーのつけまつげは、優しいふんわりとした目元を作るのに向いています。しかしあわせるアイメイクによっては目元がぼけてしまうこともあるので注意しましょう。
またなるべくつけまつげをつけていることを知られたくないという人にもおすすめです。ブラウンで短めのつけまつげを選べば、まるで地まつげのようなナチュラルな仕上がりにできます。
ブラウンミックス
『ブラウンミックス』はあまり聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。つけまつげの毛束の中に、ブラウンとブラックが混ざっているタイプです。
ブラックほど強調したくないけど、ブラウンほどナチュラルでなくてもいいという人におすすめのタイプとなっています。ほどよい主張で大人っぽく上品な仕上がりとなるでしょう。ブラウンをメインにしたナチュラルなアイメイクにも似合います。
つけまつげをつける手間で選ぶ
つけまつげをつける作業は慣れないと苦労するものです。本来はのりを塗ってから半乾きの状態でつけるのが理想。しかし慣れないうちはちょうどいいタイミングがわからず、失敗することも多くあります。
しかし近年では、『グルー不要タイプ』や『磁石タイプ』などかんたんにつけまつげをセットできるものが増えており、以前よりかんたんにセットすることが可能になりました。なんといってもつけ直しができるため初心者向けなことと、忙しい朝の時短メイクとしてもおすすめです。
つけまつげのおすすめの使い方
こちらではつけまつげのおすすめの使い方についてご紹介します。つけまつげをはじめて使う人や、普段から使っているけど使い方に自信がない人はぜひ参考にしてみてください。
1.つけまつげを台紙から外してカット
つけまつげを購入した際、最初は台紙につけまつげがセットされています。使う際はそっと台紙からつけまつげをはがすようにしましょう。このときに焦って無理やり引っ張ったりするのはNGです。』最悪の場合つけまつげがちぎれてしまう可能性もあるため気をつけましょう。
『ピンセットを持っている人は、ピンセットを使うのもおすすめです。台紙からとり外せたら自分の目の形にあわせて不要な部分をカットします。鏡を見ながら少しずつ慎重に行いましょう。
2.つけまつげの軸を柔らかくする
続いてつけまつげの軸を柔らかくしていきます。これはつけまつげをつける際に目の形に馴染みやすくするためです。つけまつげの軸部分をそっと持って伸ばしたり曲げたりと動かしてみましょう。このとき力を入れ過ぎないように気をつけてください。
つけまつげにマスカラをつけたい人は、このタイミングで先に塗っておきます。すべての作業が終わったら、最後に軸部分の油分をふきとるようにしましょう。油分をふきとることで接着効果がアップします。
3.つけまつげのりをつけて目元に乗せる
ベースが柔らかくなったらつけまつげにのりをつけて、実際に目元につけていきましょう。つけまつげののりにはおおまかにわけて、チューブタイプと筆タイプがあります。不器用な人やつけまつげ初心者の人は、筆タイプがぬりやすくおすすめです。つけまつげにのりをぬって半乾きになったあたりで、目の中央からそっとつけていきましょう。そしてそのまま端側も少しずつ押さえながらつけていきます。指だとブレてしまうという人はピンセットを使ってみてください。
4.角度を調整してアイラインを書き足す
つけまつげは最初からきっちりとした位置や角度につけることは、慣れている人でも難しい作業です。そのため最初はまつげにあわせたラインになるようにのせ、そのあとで角度など細かい部分を調整していきます。
地まつげとの馴染みが悪い場合やもっとカールが欲しい場合は、つけまつげののりが乾いてからビューラーを使って調整しましょう。最後にアイライナーを使ってアイラインを書き足したら出来上がりです。
つけまつげを使うときの注意点
つけまつげを使うときに注意したいことについて、くわしく紹介していきます。慣れたら地まつげではできない華やかさを演出することもできるつけまつげですが、こちらでは注意点について見ていきましょう。
専用の接着剤を使用する
つけまつげをつける際には必ず専用の接着剤を使うようにしてください。顔のパーツの中でも目はとくに繊細な部分です。安全のためにも必ずつけまつげ専用のものを使うようにしましょう。
またつけまつげをはじめて購入する人は、一緒につけまつげ用の接着剤も購入するのを忘れないようにしてください。つけまつげによっては、接着剤がセットになっているものもあります。
マスカラは装着前に塗る
さてつけまつげをつけたあとのアイメイクはどうしたらいいの?と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。なりたいイメージのつけまつげを選べば、マスカラをつける必要はありません。
しかしどうしてもマスカラを使いたいという人は、つけまつげ装着前に塗っておくのがおすすめです。装着後にマスカラをつけると地まつげとつけまつげがくっついてしまい、まつげが抜けるなどのトラブルになるため気をつけましょう。
メイクオフするときは接着剤を残さない
つけまつげを楽しんだあとはきれいにオフすることが大切です。お肌のためにもしっかりと接着剤を落とすようにしてください。おすすめは、お湯にひたしたコットンでつけまつげをオフする方法です。片側30秒ほどコットンでそっと目元を押さえます。するとゆっくりとつけまつげがはがれていくため、地まつげや皮膚へのダメージが最小限で済むでしょう。
また使い終わったつけまつげも、残った接着剤や汚れを落とすなどのお手入れをするようにしてください。