ロードバイク用ホイールのおすすめ厳選人気ランキング10選【最新2024年11月版】
【最新版】ロードバイク用ホイールの厳選10アイテムのおすすめ人気ランキング。ロードバイク用ホイールの特徴や選び方から価格情報やスペック情報、クチコミやレビューまで掲載。最後に編集部おすすめのロードバイク用ホイールをランキング形式でご紹介。
ロードバイクの走行の基本となる『ホイール』。より速く、より長い距離を、より快適に走るためには重要なパーツですので、ロードバイクの性能をより向上させるために、ホイールを交換したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなロードバイク用ホイールの選び方やおすすめ商品をランキングでご紹介します。お気に入りのホイールを見つけて、快適な走りを手に入れてください。
ロードバイク用ホイールとは
ロードバイクのカスタマイズで、交換後の違いが実感できるパーツはタイヤに次いで名前が挙げられるほど重要な『ホイール』。ホイールの重量が、乗り心地や漕ぎ出すときの軽さ、坂の上りやすさにダイレクトに影響してきます。
ホイールを変えるメリットは、よりスピードを感じられることや、全体の軽量化ができることはもちろん、乗り心地や見た目の印象もかなり変わってくる点です。自分のロードバイクにこだわりたい方にとって、ホイール選びは避けては通れぬ道といっても過言ではありません。
おすすめのロードバイク用ホイールの選び方
定番のメーカーから選ぶ
ホイールを選ぶなら定番とも言えるメーカーがいくつかあります。たとえば国内であげると『SHIMANO (シマノ)』、海外メーカーならイタリアの『Campagnolo (カンパニョーロ)』や『FULCRUM (フルクラム)』、フランスの『Mavic (マビック)』などが定番といえます。各主要メーカーのホイールにはそれぞれ特徴があるので、選ぶときの参考になります。
また有名なメーカーほどショップでの取り扱いも多く手に入れやすいですし、メンテナンスが必要なときも修理に出しやすいのもメリットです。
素材で選ぶ
ホイールの素材には主に『アルミ製』と『カーボン製』があります。
アルミ製
『アルミ製』の特徴は、錆びにくく熱に強いことと、量産が可能なため安価なことです。デメリットとしてはカーボン製に比べると重いことが挙げられます。
カーボン製
対して『カーボン製』は職人の手で作られるため高価ですが、軽くて走行性に優れているので中上級者向けです。アルミ製と違い、ブレーキの摩擦熱が放射しにくいので破損の危険もある、扱いが難しい面もあります。
予算から選ぶ
ホイールの価格はクラスによって異なってきます。アルミホイールの価格の参考値としては、『エントリークラス』で2万円~3万円、『ミドルクラス』で4万円~7万円、『ハイエンドクラス』で9万円~15万円。さらに『カーボンホイール』になると10万円~30万円となりますので、まずはアルミ製の中から選ぶと、同じクラスでも比較的安価なモデルが購入できます。
最初にホイールを変えるなら5万円前後の『ミドルクラス』が一般的ですが、予算に余裕があれば10万円前後の『ハイエンドクラス』で、クラスの差を肌で実感してみてもよいかもしれません。
リム幅で選ぶ
フレームの外側の輪になっていてタイヤをはめる部分が『リム』です。ロードバイクのホイールは主に2種類が使われています。
現在の主流は、『ワイドリム』と呼ばれる、リム幅17cでタイヤサイズ25c~35cに適したタイプ。少し前までよく使われていたのは『ナローリム』と呼ばれる、リム幅15cでタイヤサイズは23c~32cでした。
快適な走行性を追求したい方には、トレンドにもなっているワイドリムをおすすめします。
スペックで選ぶ
ホイールの素材、リム幅以外の『スペック』も見ていきましょう。
まずはホイールの『サイズ』。標準の700c (直径700mm)が一般的ですが、身長が160cm以下の小柄な方は650cサイズも検討してみてください。
また『重量』は軽ければ軽いほどスピードも出ますし、レースでも有利になりますが、軽いほど高価になっていきます。目安としては1700g程度であれば価格も手頃でおすすめです。
走行シーンで選ぶ
平坦地をメインで走るならオールラウンド用
ホイールでいちばん人気なのは、平坦地をメインで走るとともに登り、下りの状況でもバランスよく力を発揮するオールラウンドなホイールです。
具体的にはリム高が25mm~40mmくらいのモデルを選ぶと、安定した走行性能を発揮してくれます。
登りが多いならリム高が低めの登坂用を
ヒルクライムが多め、登り坂が苦手という方はリム高が低めのものを選ぶとよいでしょう。
『リム高』はホイールの重さに直結しますので、リム高が低いタイプに変えるだけで軽量になるので登りが楽になります。また横風に対する抵抗が減るのもメリットです。
本格派のためのディープリムホイールとは
『ディープリム』とは、ホイールのリム高が高いホイールのことをいいます。
ディープリムと呼ばれるのはリム高50mm以降のもの。35mm~50mm未満は『セミディープ』という位置づけになります。
ディープリムホイールのメリット
空気抵抗の少なさ
ディープリムホイールをおすすめする理由の一つは、『空気抵抗の少なさ』です。
一般的にロードバイクがスピードを出そうとするときにかかる抵抗力のうち、80~90%は空気抵抗であるといわれています。実際、タイヤやロードバイク本体の重量を軽減させるよりも、空気抵抗を下げた方がスピードに好影響を与えるという実験結果もあり、空気抵抗を減らす重要性はおわかりいただけたかと思います。
このディープリムホイールは先述のようにリム高が通常よりも高いので、空気抵抗が少なくなるのです。
剛性の高さ
一般的にパンクしてやわらかくなってしまったタイヤでは、あまりスピードが出ないのは周知の事実かと思います。
これはホイールにも同様のことが言え、やわらかければやわらかいほど力のロスが大きくなります。その点ディープリムホイールは非常に硬度が高いので、操縦者の負担を極力低減してくれるのです。
ディープリムホイールのデメリット
ディープリムのデメリットは高価なことと、横風に弱いことの2つです。
まずディープリムは構造上重量が重くなりやすい設計のため、必然的に高価で軽いカーボンで作られることが前提となります。
またディープリムはもともとトラック競技用に作られたホイールゆえに、前方からの空気抵抗には強いですが、横風には大変弱いです。強い横風にあおられると操舵が効かなくなったり、転んでしまったりと危険が生じる可能性もありますので、強風の日などには警戒が必要であることを覚えておきましょう。
ロードバイク用ホイール のおすすめ人気比較ランキング
第10位
シマノ(SHIMANO)
ホイール WH-R501 前後 ブラック 31285
10,889円(税込)
コスパ最高のエントリーモデル
シマノのエントリーモデル。クリンチャータイヤ専用で重さは1900gと、軽いとはいえませんが、シマノのホイールの技術や走行性を試してみるにはおすすめです。付属ホイールは2000~2500gの商品が付いていることが多いので、このモデルでも十分に走りの軽さを実感できるのではないでしょうか。レース目的ではなく、通勤などで街乗りをするには満足というレビューが多くなっています。
ホイールタイプ |
クリンチャー |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
24mm |
重量 |
1,900g(前後計) |
カラー |
ブラック |
第9位
fulcrum (フルクラム)
RACING 5 DB 2WAY-R (レーシング5 DB 2ウェイ-R)前後セットホイール(F+R)ディスクブレーキ(センターロック)
39,390円(税込)
走行性も十分なハイコスパモデル
リムハイト26mmのロープロファイルホイールです。「2ウェイフィットーレディ」を採用しており、ひとつのホイールでクリンチャータイヤにもチューブレス・レディタイヤにも対応できます。レーシング5は、フルクラムのホイールの中でも走行性が十分にあるシリーズ。初心者ホイールからさらに乗り換えたいという方にもおすすめです。
ホイールタイプ |
クリンチャー/チューブレスレディ両対応 |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
26mm |
重量 |
1,610g(前後計) |
カラー |
ブラック |
第8位
campagnolo(カンパニョーロ)
ZONDA C17 BLK F/R UD ホイール ・フリーボディ:9/10/11S ・スチールベアリング WH17-ZOCFR
56,084円(税込)
信頼のブランドのベストセラー
憧れのブランドとして有名なカンパニョーロのホイールの中でも定番のアルミホイールがZONDA (ゾンダ)です。初心者が買い換える「2本目」としても人気の商品です。3本のスポークが平行に並んだ見た目の美しさもポイントです。
ホイールタイプ |
クリンチャー |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
(前)24-27mm (後)27-30mm |
重量 |
1,540g(前後計) |
カラー |
ブラック・シルバー |
第7位
fulcrum フルクラム
Racing3 C17 フルクラム レーシング3 クリンチャー シマノ用 前後ホイールセット
63,998円(税込)
スペックと価格のバランスが良い軽量モデル
フルクラムのレーシング3は、レーシングゼロに次ぐミドルグレードのホイールです。トレンドのワイドリムを採用していながら、同クラスの他の製品と比べても1560gとかなり軽量です。汎用性を重視しつつレースまで視野に入れた場合に、スペックと価格のバランスがいいのがレーシング3の魅力。高い剛性と十分な走行性能を併せ持ったモデルです。
ホイールタイプ |
クリンチャー(シマノ用) |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
(前)27mm(後)30mm |
重量 |
1,560g(前後計) |
カラー |
ブラック・シルバー |
第6位
シマノ(SHIMANO)
WH-RS500 前後セット チューブレス・クリンチャー対応 アルミホイール EWHRS500FRL
37,481円(税込)
ミドルクラスの優等生モデル
シマノの人気ホイール「WH-6800 アルテグラ」の後継モデルとなる「WH-RS500」。ホイールの優等生との呼び声もあるシマノらしい、性能の良いモデルです。WH-6800の基本的な構成はそのままに、クリンチャーだけではなくチューブレスにも対応。流行りのワイドリムではありませんが、他のミドルクラスと比べてもこの品質・乗り心地・重量はまさに優等生です。
ホイールタイプ |
クリンチャー/チューブレスレディ両対応 |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
23mm |
重量 |
1,650g(前後計) |
カラー |
ブラック・シルバー |
第5位
DT SWISS
DT SWISS PR1400 ダイカットdb 21 ホイールセット クリンチャー チューブレスレディ シマノ/スラム用 前後セット
128,520円(税込)
ヒルクライム向きのハイエンドモデル
PR1400 ダイカットdb 21は、DTスイスのラインナップの中では「パフォーマンス」カテゴリーに位置づけられるハイエンドクラスです。重量は、1470gとかなり軽量な部類に入りますが、軽いだけでなくリムの剛性にも優れています。スターラチェット式ハブは駆動効率が高く、ペダルを踏み込んだ力がダイレクトに車輪に伝わる爽快感が特徴的です。平地のレースからロングライド、ヒルクライムまでオールラウンドに使えるモデルになります。
ホイールタイプ |
クリンチャー/チューブレスレディ両対応 |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
21mm |
重量 |
1,470g(前後計) |
カラー |
マットブラック |
第4位
ALEXRIMS(アレックスリム)
ALX 473 EVO クリンチャー ホイールセット
43,950円(税込)
スピードを生み出す進化した軽量ホイール
回転性能と高剛性が高く、軽量なホイールが好評だった「ALX 473」の進化系として生まれたモデルです。ハブの径を大きくワイドにしたことにより剛性がさらに増し、その分スポークが短くなるのでエアロ効果の向上が期待できます。リム高が30㎜と高めでも1460gと軽量です。アレックスリムの高い技術を感じられるホイールになっています。
ホイールタイプ |
クリンチャー |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
30mm |
重量 |
1,460g(前後計) |
カラー |
ブラック・シルバー |
第3位
fulcrum (フルクラム)
Racing ZERO Competizione 2WAY (F+R) シマノ(146452) ホイール(ロード W/O) 329880002
138,521円(税込)
優れたレスポンス性能の最高峰モデル
アルミフレームの最高峰とも呼ばれる、フルクラムの上位シリーズがレーシングゼロです。剛性が高いので非常にレスポンスが良く、漕ぎ出しの軽さと加速性能に優れています。トレーニングからレースまで対応できるオールラウンダー。ワイドリムを採用したことで快適性と操作性が向上しました。
ホイールタイプ |
クリンチャー/チューブレス両対応 |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
(前)27mm (後)30mm |
重量 |
1,510g(前後計) |
カラー |
ブラック・シルバー |
第2位
fulcrum (フルクラム)
WIND 40C クリンチャー カンパニョーロ用 前後セット
149,698円(税込)
トレンドを押さえた最新カーボンホイール
フルクラムのWIND (ウィンド)シリーズは、トレンドを押さえたミッドディープハイトカーボンクリンチャーホイールの最新シリーズです。40Cはリムブレーキ仕様のモデルとなっており、高速巡航を得意とします。リム高は絶妙な前後40mmハイトのエアロリム。ブレーキ面はAC3処理により制動性もしっかりと確保されおり、雨天でのブレーキング性能が最大30%も向上しています。
ホイールタイプ |
クリンチャー |
素材 |
カーボン製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
24.2mm |
重量 |
1,555g(前後計) |
カラー |
ブラック |
第1位
ALEXRIMS(アレックスリム)
CXD4 700C ディスクロード 前後セット
43,500円(税込)
高い剛性で走り出しの違いに驚く
リム製造がメインのアレックスリムだからこそのクオリティが感じられるモデルです。独自開発のアルミ合金「EXA」をリムに採用し、剛性と耐久性が高く1550gと軽量に仕上げられています。シールドベアリングを使っているので、振動や泥にも強く、ロードレースからシクロクロスまで対応できるオールマイティーなホイールです。
ホイールタイプ |
チューブレスレディ |
素材 |
アルミ製 |
サイズ |
700C |
リム高 |
19mm |
重量 |
1,550g(前後計) |
カラー |
ブラック |
おすすめのロードバイク用ホイールまとめ
ロードバイクのホイールの選び方と、おすすめのロードバイクのホイールをランキングでご紹介しましたが、いかがでしたか。
ホイールはそれ単体で試乗しづらく、また価格帯も広いので、選ぶのは少々苦労するかもしれません。またロードバイクもこだわるとなかなか奥が深く、実際に自分にぴったりのホイールに巡り逢える人の方がおそらく少ないでしょう。
もしホイール選びに迷った際はぜひこの記事の、おすすめランキングを参考にしてみてください。