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Exnessのスワップ条件を徹底解説!株式、インデックス、金/米ドル、仮想通貨がスワップフリー!

FX取引所を選ぶ際に無視できないスワップ。
本記事では「スワップとは何か」を押さえた上で、他のFX取引所と比較したExnessのスワップ条件について徹底解説します。

特にExnessは複数の通貨ペア、商品に対してスワップフリー(スワップ0)を提供しており、スワップコストを可能な限り削減したいFXトレーダーを魅了しています。

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スワップとは?

スワップとは保有したポジションを翌取引日まで持ち越した場合に付与される金利差調整額のことです。
例えばドル円取引をした場合、米ドルを発行するアメリカの政策金利と日本円を発行する日本の政策金利の差がスワップとなります。

ドル円取引でのスワップ

スワップ = 米ドルの政策金利 – 日本円の政策金利

下図の青は米国の政策金利、赤は日本の政策金利を表しています。

日本と米国の政策金利推移

2020年3月はコロナに対する経済刺激策の一環で政策金利は大きく引き下げられており、米国は0.25%、日本は-0.10%となっています。
簡易的にはこの2つの金利差0.25% – (-0.10%) = 0.35%が米ドルロング時のスワップとなります。

このように基本的には金利の高い方の通貨を買うとスワップはプラスに、金利の低い方の通貨を買うとスワップはマイナスになります。
ただし、スワップにはFX取引所側の手数料を含んで算出されるため、多くの場合においてロングもショートも共にマイナスのスワップになるのが現実です。

Exnessにおけるスワップの計算式

さてExnessにおける取引の際に発生するスワップの計算式は次の通りです。

スワップの計算式

ロット数 × 1000 × 売りスワップまたは買いスワップ × 日数

ロット数

取引量で、1ロット10万通貨に相当します。

売りスワップ(ショートスワップ)、買いスワップ(ロングスワップ)

売りスワップ、または買いスワップは取引通貨ペアによって個別に決められています。
通貨ペア別の個別値はExnessの契約仕様ページで確認できます。

日数

保有日数を意味します。
例えば、火曜から金曜まで保有する場合、火→水、水→木、木→金と3日間ポジションを持ち越すことになります。

ただし、週末に発生したコストを補填するために、水曜日(インデックスとコモディティの場合は金曜日)に3日分のスワップ(トリプルスワップ)が発生することに注意しましょう。

時間スワップサイズ
月曜日22:00 GMT+01日分
火曜日22:00 GMT+01日分
水曜日22:00 GMT+03日分(トリプル)
木曜日22:00 GMT+01日分
金曜日22:00 GMT+01日分
土曜日適用なし適用なし
日曜日適用なし適用なし


そのため、前述の火曜から金曜まで保有する例だと、実際に付与されるスワップ量は火→水の1日分、水→木の3日分、木→金の1日分で計5日分となります。

Exnessのスワップ計算例

例えば、1ロットのUSD/JPYを1日保有した場合のロングスワップは次のように計算できます。

1ロットのUSD/JPYを1日間保有

1ロット × 1000 × (-0.04488) = -44.88円 / 日

これを2日間保有するとスワップは2倍の-89.76円となります。


1ロットのUSD/JPYを2日間保有

-44.88円 / 日 × 2 = -89.76円

Exnessではこのように計算されたスワップが毎日グリニッジ標準時で22時(日本時間で午前7時)に取引口座に入金または出金されることになります。

Exnessが公式に提供しているスワップ計算ツール

しかし、手動でスワップを計算するのは非常に面倒です。
さらに政策金利同様、スワップも日々変化します。

そこで簡単に最新の情報を取得するために、Exnessが提供している取引計算ツールを利用することをおすすめします。

Exnessの取引計算ツールの使い方

①まずはExnessの公式ページを開きます。

②「ツール&サービス」から「計算ツール」をクリックします。

Exnessの計算ツールのアクセス方法

③取引情報を入力してスワップロングとスワップショートを計算します。

Exnessの取引計算ツール

USD/JPYを1ロット取引した計算結果

例えば、USD/JPYを1ロット取引した場合の計算結果は次の通りです。

Exnessの取引計算ツールでスワップを算出

スワップロングが-44.88円、スワップショートが-234.00円です。
つまり、USD/JPYを1ロットロングすると1日44.88円のコスト、ショートすると1日234円のコストがかかることになります。

口座タイプやレバレッジも選択できますが、USD/JPYといった通貨ペアの取引ではそれらの条件はスワップに影響しないので気にする必要はありません。

Exnessにおけるメジャー通貨取引のスワップ

さて多くのFXトレーダーに関係するであろうメジャー通貨のスワップを一覧にしておきます。

通貨記号ロングスワップショートスワップ
USDJPYm
(米ドル vs 日本円)
-0.04488
(-44.88円/日)
-0.234
(-234円/日)
EURUSDm
(ユーロ vs 米ドル)
-0.38588
(-427.22円/日)
0.10425
(115.42円/日)
GBPUSDm
(イギリス・ポンド vs 米ドル)
-0.19937
(-220.74円/日)
-0.1206
(-133.52円/日)
NZDUSDm
(ニュージーランド・ドル vs 米ドル)
-0.07742
(-85.72円/日)
-0.12082
(-133.77円/日)
AUDUSDm
(オーストラリア・ドル vs 米ドル)
-0.12327
(-136.49円/日)
-0.07926
(-87.76円/日)
USDCADm
(米ドル vs カナダ・ドル)
-0.13139
(-115.43円/日)
-0.16886
(-148.35円/日)
USDCHFm
(米ドル vs スイス・フラン)
0.12875
(151.30円/日)
-0.37849
(-444.78円/日)

スワップは法定金利の差なので、常に変化します。
最新の情報はExnessの契約仕様ページからご確認ください。

前表の通り、メジャー通貨はロングもショートも共にほとんどマイナススワップとなっています。
現時点では米ドル/スイス・フランのロングのみが唯一プラススワップです。

スワップに着目する理由とExnessの優位性

トレーダーの中にはスワップポイントで収益を得ようと考える方もいますが、私は個人的におすすめしません。
現状、政策金利が高い国の通貨はインフレ(通貨安)方向に市場圧力が掛かっている傾向にあります。
そのため、スワップがプラスの通貨ペアでロングしたとしても、ロング通貨の価値が下がることが多く、スワップによる利益は為替差損失で相殺されることが一般的です。

そのため、FXトレーダーはスワップではなく、為替差益で利益を上げることを狙うべきです。
それではなぜスワップに着目する必要があるのでしょうか?

それはスワップは手数料と同様、確実な損失であり、スワップコストは低ければ低い方が良いからです。
そしてスワップコストを下げるには、マイナススワップがより小さい取引所を選択すればよいのです。

スワップは単なる金利差ではなく、実はFX取引所の手数料も含まれています。
そのため、取引所によってスワップの値が異なります

実はここに私がExnessを利用する理由があります。
例えばUSD/JPY通貨ペアでは他の有名な海外FX業者と比べると、Exnessのスワップはロングもショートも共に低く抑えられています。
さらにExnessでは次の4つの商品をスワップフリー、つまりスワップコスト0で取引できるのです!

  • 株式
  • インデックス
  • 金/米ドル
  • 仮想通貨

取引通貨ペアによってスワップ条件は異なるため、私自身も常にExnessを利用しているわけではありません。
しかし、ここでお伝えする通貨ペア、商品に関してはExnessのスワップ条件が優れています。

それぞれ順番に具体的なスワップ条件について見ていきましょう。

主要な海外FX業者とのUSD/JPYスワップ比較

他の有名な海外FX取引所とUSD/JPYの1ロット取引あたりのスワップを比較してみましょう。

海外FX取引所ロングスワップショートスワップ
Exness-44.88円/日-234円/日
XMTrading-210円/日-370円/日
TitanFX-195円/日-421円/日
※執筆時点でのレート

上表の通り、他の海外FX業者と比べると、Exnessのスワップのマイナス幅は小さく抑えられていることが分かります。
スワップコストが低いに越したことはないので、USD/JPYトレーダーの方にとってはExnessが最も利益率の高まる取引所であることが分かります。

株式、インデックスがスワップフリー

2021年3月よりExnessでは株式、インデックスがスワップフリーになりました。

Exnessにおける株式CFD取引のスワップ例

株式CFDは銘柄が多数あるので、いくつかピックアップすると下表の通りです。

通貨記号ロングスワップショートスワップ
AAPLm
Apple Inc.
00
ADBEm
Adobe Inc.
00
FBm
Facebook Inc.
00
NFLXm
Netflix, Inc.
00
TSLAm
Tesla Inc.
00

ExnessにおけるインデックスCFD取引のスワップ

同様にExnessにおけるインデックスCFD取引のスワップ一覧は下表の通りです。

通貨記号ロングスワップショートスワップ
AUS200m
Australia S&P ASX 200インデックス
00
DE30m
Germany 30インデックス
00
FR40m
France 40インデックス
00
HK50m
Hong Kong 50インデックス
00
JP225m
Japan 225インデックス
00
STOXX50m
EU Stocks 50インデックス
00
UK100m
UK 100インデックス
00
US30m
US Wall Street Index 30インデックス
00
US500m
US SPX 500インデックス
00
USTECm
US Tech 100インデックス
00

XMTradingのインデックスCFD取引におけるスワップ

例えば海外FX業者で人気のあるXMTradingでもインデックスCFD取引が可能ですが、次表の通り、ロングとショート共にマイナススワップが発生します。

シンボルロングスワップ価値
(証拠金通貨)
ショートスワップ価値
(証拠金通貨)
AUS200Cash-0.6-0.53
EU50Cash-0.26-0.38
FRA40Cash-0.4-0.6
GER30Cash-0.99-1.46
HK50Cash-2.47-2.25
IT40Cash-1.63-2.41
JP225Cash-2.37-2.5
NETH25Cash-0.05-0.07
SPAIN35Cash-0.57-0.84
SWI20Cash-0.67-1.16
UK100Cash-0.56-0.55
US100Cash-1.1-1.04
US30Cash-2.81-2.67
US500Cash-0.34-0.32

このように株式、インデックスのCFD取引においては、スワップが全て0であるExnessが優れていることが分かります。

金/米ドル取引がスワップフリー

Exnessでは米ドル建て、ユーロ建て、ポンド建てなど複数の通貨で金取引が可能です。
その中で最も取引ボリュームの大きい金/米ドル取引のスワップが売りも買いも共にスワップフリーとなっています。

通貨記号ロングスワップショートスワップ
XAUUSDm(金/米ドル)00
XAUEURm(金/ユーロ)-7.13946-7.23451
XAUGBPm(金/ポンド)-8.33364-3.20219

例えば、XMTradingの金/米ドルのロングスワップは-596円/日、ショートスワップは-355円/日となっています。株式、インデックス同様、Exnessのスワップフリーの威力が分かります。

メジャー通貨と比べて価格変動率の高いの金取引はCFDトレーダーにとって注目すべき商品です。
金トレーダーの中でも、日をまたいでポジションを保有するスイング or 長期トレーダーの方はスワップフリーのExnessでの取引を強くおすすめします。

仮想通貨FXがスワップフリー

最近流行している仮想通貨取引ですが、実は仮想通貨にもスワップが発生します。

国内仮想通貨取引所のスワップ条件

例えばbitFlyerやDMM Bitcoinなど多くの取引所でロング、ショート両方に次のスワップが発生します。

ビットコインFXの1日あたりのロング&ショートスワップ

買値(Ask)と売値(Bid)の中間値(仲値) × 0.04%

例えば1BTCのポジションを保有している場合、仮に1BTC = 500万円とすると、1日あたり2000円のスワップ手数料が発生します。
法定通貨FXと比べると、仮想通貨FXのスワップはかなり大きいことが分かります。

XMTradingの仮想通貨FXはスワップがかなり大きい

一方、海外FX業者でも有名なXMTradingも仮想通貨FXを提供していますが、次表の通り、そのスワップは非常に大きいです。

通貨ペアロングスワップショートスワップ
ビットコイン(BTC)/USD-25ドル/1枚-10ドル/1枚
イーサリアム(ETH)/USD-25ドル/1枚-10ドル/1枚
リップル(XRP)/USD-25ドル/1000枚-10ドル/1000枚
ビットコインキャッシュ(BCH)/USD-25ドル/1枚-10ドル/1枚
ライトコイン(LTC)/USD-25ドル/1枚-10ドル/1枚

Exnessの仮想通貨取引のスワップ条件

このように他の有名な仮想通貨取引所では高いマイナススワップが課されるのに対して、Exnessでは仮想通貨FXでのスワップを全て完全に0としています。

通貨記号ロングスワップショートスワップ
BTCJPYm
(ビットコイン vs 日本円)
00
BCHUSDm
(ビットコイン・キャッシュ vs 米ドル)
00
BTCUSDm
(ビットコイン vs 米ドル)
00
BTCKRWm
(ビットコイン vs 韓国ウォン)
00
ETHUSDm
(イーサリアム vs 米ドル)
00
LTCUSDm
(ライトコイン vs 米ドル)
00
XRPUSDm
(リップル vs 米ドル)
00

仮想通貨FXの文脈においては、国内・海外FX業者を見渡しても、スワップフリーのExnessが圧倒的1位です。
仮想通貨は値動きが激しく、収益チャンスが多いため、仮想通貨FXに参入しているトレーダーも多いですが、仮想通貨トレーダーの方にはExnessでの取引を強くおすすめします。


以上の通り、本記事ではExnessのスワップ条件について説明してきました。
スワップコストを抑えることがFXトレードの利益率を高めるために不可欠であることをご理解いただけたかと思います。

Exnessの低スワップ、スワップフリーの通貨ペアや商品に関しては、Exnessでの取引を強くおすすめします。

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