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Exnessのレバレッジ条件と無制限レバレッジを徹底解説!2021年3月20日から大幅改善!

海外FX取引所の中でそのレバレッジとスプレッド条件の良さから、プロ志向のトレーダーから熱い支持を受けるExness。

FXトレーダーがFX取引所を選択する際に最も重視するであろう「スプレッド」と「レバレッジ」。
これらは取引利益に直接的に影響します。
FX業者の中でもExnessはスプレッドとレバレッジにおいて、非常に優れた条件を提供しています。

そのExnessが2021年3月20日、レバレッジ条件にさらなる改善を加えました!

弊社はお客様に可能な限り最高のトレーディングエクスペリエンスをご提供するために、証拠金維持率要件を大幅に改善し、より高い有効証拠金制限とご希望のレバレッジでのトレードを実現します。
これらの変更は、3月20日~21日の週末に実施されます。

重要なお知らせ:有効証拠金要件/必要証拠金要件の改善について

今回の記事ではExnessの最新のレバレッジ条件について徹底解説します。

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FX取引におけるレバレッジとは?

Exnessのレバレッジ条件について説明する前に、そもそもレバレッジとは何かを理解しておきましょう。

レバレッジは「てこの原理」

レバレッジとは英語のLever = レバー = 梃子(てこ)に由来し、Leverage = てこ(梃子)の作用を意味します。
「てこの原理」は小学校の理科で学習された内容かと思いますが、てこを利用することで小さな力で大きな力を加えられる原理です。

てこの原理

てこの原理を発見したのは紀元前287年生まれの古代ギリシャの科学者、アルキメデスです。

てこの原理の説明の中で、アルキメデスは次の言葉を残しています。
「我に支点を与えよ。されば地球をも動かさん」

てこの原理を活用すれば、論理的には地球という非常に大きな物質すらも動かせるのです。

てこの原理と同様、FXでは担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を取引できます
これをレバレッジと呼びます。
レバレッジを掛けることは資本効率を向上させることに繋がります。

例えば、FXで100倍のレバレッジを効かせた場合、1万円の元手で100万円分の取引が可能になります。1ドル100円なら1万ドルを購入できます。
為替が1ドル101円に上昇した場合、1ドル1円の為替差益となるので、合計で1万円の利益を得られます。
この利益を獲得するために投じた資本は1万円のみで、その利益率は100%(2倍)となります。
取引総量100万円に対する利益率は1%しかありませんが、100倍のレバレッジを掛けることで利益率は100倍にまで膨れ上がります。
これがレバレッジによる資本効率の向上です。

少ない資本でより多くの利益を上げるためにはレバレッジをどれだけ効かせられるかが重要になってきます。

レバレッジを効かせた取引をする際の注意点

レバレッジを掛けることで利益率を上げられると前述しましたが、同様に損失時には損失率も大きくなってしまいます。
リスクとリターンは常に表裏一体で、ハイリターンを狙えば、自ずとハイリスクとなります。

しかし、投資の世界でハイリスクであること自体は問題視されません。
ハイリターンを得るためには必ずどこかでリスクを犯す必要があるためです。

重要なのは自身が背負えるリスク許容度に収まっているかどうかです。
Exnessを始めとした海外FX取引所では追証のないゼロカットシステムを採用しているところが多いので、損失の最大額は預けた証拠金額と等しくなります。

FX取引、特にハイレバレッジを掛ける際は、預けた証拠金が最悪なくなってしまっていいと思える量の取引に抑えることが長期間に渡り安定した利益を出し続けるための必要条件と言えます。

Exnessが提供するレバレッジ条件

レバレッジの基本を押さえられたので、Exnessの提供するレバレッジ条件について見ていきましょう。
冒頭でもお伝えした通り、Exnessは2021年3月20日、レバレッジ条件にさらなる改善を加えています。

2021年3月20日以前のレバレッジ

有効証拠金(USD)利用可能な最大レバレッジ
0 – 99921億倍(実質無制限)
1,000 – 2,9992,000倍
3,000 – 9,9991,000倍
10,000 – 19,999600倍
20,000 – 49,999400倍
50,000 – 199,999200倍
200,000以上100倍

2021年3月20日以降の新しいレバレッジ

有効証拠金(USD)利用可能な最大レバレッジ
0 – 99921億倍(実質無制限)
1,000 – 4,9992,000倍
5,000 – 14,9991,000倍
15,000 – 29,999600倍
30,000 – 59,999400倍
60,000 – 199,999200倍
200,000以上100倍

証拠金の額が大きくなるにつれて、最大レバレッジは下がります。
今回の新たなレバレッジ条件では、同じ金額帯の証拠金に対する最大レバレッジがより高く設定されました。

例えば、以前は3000米ドルの証拠金に対して、利用可能な最大レバレッジが1000倍だったのに対して、新ルールでは2000倍まで拡大しています!

今回の改善はハイレバレッジ・トレーダーにとって非常に嬉しいものとなりました。
(ありがとう、Exnessさん!)

重要ニュース時間帯や土日祝日におけるレバレッジ制限

注意点としては上記の最大レバレッジが常に有効ではないという点です。

具体的には次の3つのタイミングで最大レバレッジが制限されます。

  1. 重要な経済ニュースが公開される15分前と5分後の間
  2. 土日
  3. 祝日

重要な経済ニュースの前後

FXトレーダーの方には馴染み深いお話ですが、重要な経済ニュースの前後は値動きが激しくなります。
そのため、Exnessでは重要な経済ニュースが公開される15分前から5分後までの間、新規ポジションを建てる際は最大レバレッジが200倍に強制的に制限がかかります。

これらの経済ニュースはExness取引プラットフォームのメールボックスタブへ通知があると共に、ExnessのHPに掲載された経済カレンダーからも確認できます。
経済カレンダーは影響のある通貨でのフィルタリングも可能なので、Exnessで取引するしない関わらず、FXトレーダーの方にとって使い勝手のよいニュースソースです。

土日

外国為替市場が閉まる土日前後も新規ポジションを建てる際にレバレッジ規制がかかり、最大レバレッジは200倍となります。
具体的にはグリニッジ標準時で金曜日の19時〜日曜日の23時、日本時間で土曜午前4時〜月曜午前8時までの間です。

祝日

土日と同様、祝日もレバレッジ調整がかかる可能性があります。

取引商品種類による違い

取引する商品によっても最大レバレッジが異なります。

取引商品
カテゴリ
最大
レバレッジ
メジャー・マイナー通貨ペアAUDUSD / EURUSD / GBPUSD / NZDUSD
USDCAD / USDCHF / USDJPY / etc.
2000倍
エキゾチック通貨ペア①AUDDKK / AUDMXN
AUDNOK / CHFDKK / etc.
200倍
エキゾチック通貨ペア②AUDSEK / GBPILS / GBPMXN / etc.100倍
貴金属①銀 / 金2000倍
貴金属②パラジウム / プラチナ100倍
仮想通貨①ビットコイン100倍
仮想通貨②ビットコイン・キャッシュ / イーサリアム
ライトコイン / リップル
20倍
エネルギーブレント原油 / 原油50倍
株式APPL / AMZN / TSLA20倍
インデックス(指数)①Australia S&P ASX 200 / Japan 225
US SPX 500 / etc.
100倍
インデックス(指数)②Hong Kong 5050倍

さらに詳しい情報はExnessの契約仕様というページに記載されていますが、基本的な通貨間FXであれば最大レバレッジ2000倍を享受できます。

金銀取引の最大レバレッジも2000倍!

また金銀のレバレッジも最大2000倍となる点は同業他社と比較しても最高レベルです。

海外FX取引所金の最大レバレッジ
Exness2000倍
XMTrading888倍
TitanFX500倍
iForex200倍

通貨間取引であるFX (Foreign Exchange)を始めとする差金決済取引(CFD: Contract For Difference)では、値動き、つまり買値と売値の差額が大きい方が収益チャンスが増加します。

特に金/米ドルの年間平均変動率は、米ドル/円と比べても約2倍と言われており、CFDトレーダーにとって良い取引対象です。
直近5年間の金/USDとUSD/JPYチャートを見てみましょう。

金/USDの5年チャート

金/USDの5年チャート

USD/JPYの5年チャート

USD/JPYの5年チャート

右軸を変化率で表現していますが、金/USDは数十%のスケールで変動しているのに対して、USD/JPYは一桁%のスケールでの変動になります。

FXトレードに慣れた方は、新たな収益源として金のCFD取引にチャレンジするのも一手です。
その際は是非ハイレバレッジが可能なExnessで取引されるのをおすすめします。

金銀にもレバレッジ制限は一部あり

ただし、金銀のレバレッジ制限は前述の制限に加えて、市場休止時間の前30分は最大レバレッジが1000倍に制限されます。
具体的には日本時間の午前6時29分〜6時59分の間(夏時間だと午前5時29分〜5時59分)です。

当然、市場休止時間に相当する日本時間の午前6時59分〜午前8時の間(夏時間だと午前5時59分〜7時)は、金銀の取引自体ができません。

無制限レバレッジとは?

Exnessがユーザーを惹き付ける一つの理由が無制限レバレッジです。

前述のレバレッジ条件の表の通り、証拠金が0〜999米ドルの間であれば、最大レバレッジが21億倍、つまり実質無制限となります。

無制限レバレッジの利用条件

ただし、最大レバレッジを無制限とするには次の2つの条件を事前にクリアしておく必要があります。

  1. 累計取引回数が10回以上
  2. 累計取引量が5ロット(50万通貨)以上

この条件は決して難しいものではなく、例えば0.5ロットの往復取引を10回繰り返せば達成します。早い人なら1日で達成可能なはずです。
条件達成後、Exnessマイページから「レバレッジ無制限」を選択できるようになります。

ただし、無制限レバレッジは取引プラットフォームとしてMT4を利用する際に限定されます。
MT5では無制限レバレッジを利用できないため注意してください。

また、前述した重要な経済ニュースや休日祝日の最大レバレッジ200倍制限時は、無制限レバレッジを利用できません。

加えて無制限レバレッジで取引中に利益増加に伴い、証拠金が1000USDを超えることがあります。
その場合は最大レバレッジが2000倍にまで引き下げられてしまいます。
無制限レバレッジ取引を継続したい場合は、他の口座へ資金移動させる等で証拠金額を999USD以下に抑え続ける必要があります。

リターンも多い一方、ロスカットも一瞬

無制限レバレッジは少ない元手で、多額のポジションを持てるので、そのリターンに大きな期待を抱いてしまいます。

しかし、甘い蜜の香りには気をつけろということで、次の2つに注意しましょう。

  • スプレッド損がレバレッジ分大きくなる
  • 損失方向に為替が動いた場合は一瞬でロスカットされる可能性がある

スプレッド損

例えば、1ドルを証拠金として、1万倍のレバレッジを掛けて、1万ドルのUSD/JPYをロングしたとします。
Exnessのプロ口座のスプレッド0.7pips=0.00007USDを仮定すると、購入したタイミングで約1万ドル×0.00007=0.7ドルの損失が確定します。
これは証拠金の70%に相当する額です。

一瞬のロスカット

残る30%の証拠金0.3ドルも、為替が0.3pipsドル安側に振れると証拠金維持率が0%となり、ロスカットです。
0.3pipsの振れ幅は秒単位で起きるため、ロスカットも一瞬です。
1万倍のレバレッジは現実的にはかなり無謀ですね…。

このように無制限レバレッジは極限までにハイリターン・ハイリスクなトレードとなります。

ただExnessのロスカット水準が証拠金維持率0%という破格であるおかげで、この0.3pipsという余地が生まれているのも事実です。

無制限レバレッジの使い道

以上の通り、無制限レバレッジは通常のケースだとそこまで使い勝手の良い方法ではないように感じます。
しかし、特定の状況下においては無制限レバレッジを活用できるのも確かです。

プロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座の活用

まず無制限レバレッジ取引では高速ロスカットを避けることが最重要課題と言っても過言でありません。
全てのFX取引に共通しているエントリーポイントの是非はもちろん、スプレッドをいかに下げるかがポイントです。

そこで取引通貨に応じて、Exnessが提供している複数の口座タイプの使い分けを行います。

Exnessが提供する4つ口座タイプ

Exnessは次の4つの口座タイプを用意しています。

  • スタンダード
  • プロ
  • ロースプレッド
  • ゼロ

それぞれの詳細内容は公式ページに譲るとして、今回はスプレッドにのみ着目して、各口座タイプの特徴を説明します。

スタンダード口座

最も標準的な口座タイプです。
初回入金額が1USDと非常に低くなっており、FX初心者におすすめです。
しかし、スプレッドの観点でスタンダード口座を利用することは基本的におすすめしません。

プロ口座

プロ口座はその名の通りプロフェショナル用の口座タイプです。
初回入金額が1000USDとスタンダード口座よりも高めになってはいるものの、スプレッドが狭くなっています。

ロースプレッド口座

ロースプレッド口座はプロ口座よりもさらにスプレッドを低く押さえた口座タイプです。
しかし、スプレッドに加えて1ロットの往復取引当たり7USDの手数料がかかります。
1ロット当たり7USDは0.7pipsに相当するので、【スプレッド + 0.7pips】が実質的なスプレッドとなります。
それでもスタンダード口座よりはスプレッドが狭くなっています。

ゼロ口座

ゼロ口座は主要な通貨ペアのスプレッドがほぼゼロとなっています。
しかし、ロースプレッド口座と同様1ロットの往復取引当たり7USD以上の手数料がかかります。
ロースプレッドの手数料は7USDと固定されているのに対して、ゼロ口座は7USD〜であることに注意してください。
そのため、実質的なスプレッドは0.7〜pipsとなります。

口座タイプによる実質的なスプレッド比較

スタンダード口座のスプレッドは広くなるため、基本的に利用しません。
残る3つの口座タイプは通貨によって、実質スプレッド(スプレッド + 取引手数料)が異なります。
そのため、取引通貨・商品に応じて、実質スプレッドが最も狭くなる口座を利用します。

例えば代表的な通貨ペアにおける各口座タイプの実質スプレッドは以下の通りです。

通貨ペアプロ口座ロースプレッド口座ゼロ口座
USDJPY0.7pips0.7pips0.7pips
EURUSD0.6pips0.7pips0.7pips
GBPUSD0.9pips0.9pips1.0pips
AUDJPY0.8pips0.8pips0.9pips
NZDJPY1.8pips1.5pips1.5pips

このように特定の口座タイプが常にスプレッドが低いわけではなく、通貨ペアによって最低スプレッドとなる口座タイプが分散しています。

つまり、ExnessでFXトレードする際、特に無制限レバレッジでスプレッドが肝要な場合、手間を掛けてでも取引通貨ペアのスプレッドを口座別に確認した上で、最小スプレッドとなる口座タイプを利用することをおすすめします。

ちなみに私はUSD/JPY/EURのペア取引がほとんどなのでいずれの場合でもスプレッドが最小となるプロ口座を基本的に利用しています。

口座を複数開設

Exnessの特徴として、ポジションを建てている間でも口座間での資金移動が可能なことが挙げられます。
例えば、他の有名な海外業者であるXMではポジション保有時は証拠金維持率を150%以上でないと資金移動できません。
ポジション保有中の資金移動はExnessのかなり大きな特徴です。
今回の方法はこの特徴を生かして無制限レバレッジのリスクを最小化します。

具体的には、まず取引する通貨ペアによってスプレッドが最小となる口座タイプを選択した上で、同タイプの口座を複数用意します。
Exnessでは一人あたり複数の口座開設が開設が可能です。

ただし、プロ口座のアクティブ化には一度1000ドル(約10万円)の入金をする必要があります。
しかし、全ての口座に同時に1000ドルを入金する必要はなく、一つの口座に入金したものを口座間移動するだけで有効化できるのでご安心ください。

迷わず原資抜き

開設した複数の口座の内、一つの口座の資金を999ドル以下にします。
それによりその口座でのレバレッジが無制限となります。

そして実際にそれなりのレバレッジを効かせてポジションを建てます。
例えばプロ口座にて20USDの証拠金でドル円1ロット(10万USD)をロングしたとしましょう。
当然、スプレッド分の損失から開始しますが、なんとか耐えてドル高順方向にチャートが伸びたとします。
残高が20USDに戻ったタイミングで原資である20USDを他の口座へ資金移動させてしまいます。

原資分は完全に取り返しているので、それ以降は完全にノーリスクでドル高伸びの利益を享受できます。
証拠金維持率が0%にならない限り、無制限レバレッジのおかげで999USDまでの利益を乗せられます。
当然利益が伸びたら、その都度別の口座へ資金移動させて、残高を999USDに維持することで無制限レバレッジを継続できます。

ファーストステップである原資抜きに成功するかどうかが第一の関門ですが、そこを突破してしまえば、リスク・リターン率が論理的には無限大に膨らむ画期的なトレードが可能となります。

原資抜きは損失分岐点に逆指値(S/L)注文を指すことと同じ役割を担っています。
Exnessで無制限レバレッジを有効にするために、原資を始め残高を別口座へ移動させているわけです。


今回はExnessのレバレッジの話を中心に、無制限レバレッジの活用方法や口座タイプ別のスプレッド比較を行ってきました。
本記事の情報を踏まえて、改めてご自身のトレードスタイルの改善に役立てていただければと思います。

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