赤ちゃんのお世話にもはや必需品と言っても過言ではないのが、『ベビーベッド』。赤ちゃんを寝かせるためのものですが、赤ちゃんのお世話をするためだけではなく、気になる床やフローリングのホコリなどから赤ちゃんを遠ざけてくれるので衛生面から言っても安心です。
とはいえ一口にベビーベッドといっても、種類は多く、はじめて購入する方は何を基準に選んだらよいかわからないかもしれません。
この記事ではベビーベッドの必要性や種類だけでなく、選び方も解説していきます。記事後半ではおすすめのベビーベッドもランキング形式でご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーベッドがおすすめの理由とは
赤ちゃんのお世話がしやすいから
まず1つ目は、先ほども触れましたがお母さんやお父さんにとって赤ちゃんのお世話がしやすいからです。
床や床に近いところで寝ている赤ちゃんのお世話をするよりも、ベッドに赤ちゃんが寝ていたほうが、お母さんやお父さんは立ったままお世話できるので腰への負担を減らせます。
赤ちゃんを守ることができるから
2つ目は、ベビーベッドを使うことでさまざまなものから赤ちゃんを守ることができるからです。
ベッドは床より高い位置にあるのでホコリなどから赤ちゃんを守ってくれます。また赤ちゃんのほかに小さいお子様がいる場合、興味本位で赤ちゃんにいたずらをしてしまうこともあるかもしれませんが、ベッドの上に赤ちゃんが寝ていればいたずらからも赤ちゃんを守ることができます。
うっかり事故を防ぐことができるから
3つ目は、事故を未然に防げるためです。
赤ちゃんは大人と比べると、本当に些細なことでも死の危険に陥ってしまうもの。たとえば寝返りを打ってうつ伏せになったものの仰向けになれず、マットレスなどに顔が埋まってしまったり、寝具や赤ちゃんの周りにあるぬいぐるみで口元が覆われたことで、息ができなくなってしまったりする可能性が十分に考えられます。
ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせることで、赤ちゃんにとって危険の少ないスペースを作ることができます。
ベビーベッドの種類
レギュラーサイズ
『レギュラーサイズ』のベビーベッドは内寸120cm×70cmで、赤ちゃんが寝返りをうっても十分なゆとりのあるサイズ。赤ちゃんが広々と過ごせるだけでなく、お母さんやお父さんがオムツを変えたり着替えさせたりなどの作業もしやすい広さです。
ただし広々としたスペースが確保できるということはそれだけ大きなベッドだということです。大人が寝るベッドの横にレギュラーサイズのベビーベッドを置くと、おそらく想像以上にスペースを占領してしまいます。そのためお部屋の広さと相談して購入を検討するとよいでしょう。
ミニサイズ
『ミニサイズ』のベビーベッドは内寸90cm×60cmで、レギュラーサイズのベビーベッドと比べて一回り小さい印象です。その小ささゆえにレギュラーサイズのベビーベッドと比べると、どうしてもゆったり感はありませんが、その分コンパクト。大人のベッドの横に置いてもお部屋にあまり圧迫感を与えません。
またミニサイズのベビーベッドには折りたためるモデルがあり、移動させるのが楽で急な来客があった時などに一時的に畳んで片付けられるのは便利です
おすすめのベビーベッドの選び方
安全性で選ぶ
ベビーベッドの安全性の指標になるのが『PSマーク』と『SGマーク』です。
『PSマーク』は国の安全基準をクリアした製品であることが法律で証明されており、それに対し『SGマーク』は一般財団法人製品安全協会の基準をクリアした製品であることを示しています。
後者のSGのマーク製品を使用していて万が一事故が起きてしまっても、円滑な賠償措置が講じられる製品の証となります。
部屋の間取りに合わせて選ぶ
使い勝手がよいのはもちろんですが、部屋の間取りに合わせたベビーベッドを選ぶことも大切です。
ベビーベッドを購入する前にはあらかじめ設置予定のスペースを測っておきましょう。店舗で商品をみたときはそれほど大きく見えなくとも、実際部屋に置いたら大きかったということはよくあります。ネットで購入する場合は実際に商品が見れないのでなおさらです。
内寸はあくまでベビーベッドの内部のサイズに過ぎないので、しっかりと外寸を確認するようにしましょう。
素材で選ぶ
ほとんどのベビーベッドは『木製』で、使用されている木材は一般的な家具で使われているものと同じブナ材やパイン材などです。また側面が柵ではなくネットになっていて中が透けて見えるタイプのものもあります。
木製のベビーベッドだと『赤ちゃんが頭をぶつけたときに痛そう』、『側面が柵だと赤ちゃんが手足を出しそう』と思う方が』ネットタイプ』のベビーベッドを選ぶようです。