近年『グラノーラ』は、その栄養素の豊富さから健康食として注目されています。ダイエットやトレーニングを行う人には、とくに人気の食品です。実際に多くの有名人やモデルさんが、食事代わりにグラノーラを食べていることをよく発信しています。
今回の記事では、グラノーラのメリットから、おすすめのグラノーラを10選ご紹介します。健康的な食生活を目指したい方はとくに注目です!
グラノーラとは
『グラノーラ』はシリアルの一種で、加工したオートミールや麦、玄米やとうもろこしをドライフルーツやハチミツと混ぜて焼いたものです。豊富な栄養素や食物繊維が含まれている上に、短時間で食べられるので忙しくてもヘルシーな食事を摂りたい方に特に人気があります。
グラノーラは基本的に牛乳やヨーグルトと一緒に食べますが、最近では外でも食べられる携帯用のグラノーラバー商品も出ており、ヘルシーなおやつとしても注目されています。
グラノーラのおすすめポイント
手軽に食べられる
グラノーラの良いところは、なんと言ってもその手軽さです。忙しい朝や少し何か食べたいという時に、袋から好きな量を出して牛乳やヨーグルトと混ぜるだけですぐに食べられます。
また身体に必要な栄養素や食物繊維も同時に摂れるので、短時間でも気軽に健康的な食事ができるのです。手軽に用意ができて栄養も摂れるのは、グラノーラの1番のメリットです。
美味しく健康的
グラノーラには、ハチミツやメープルシロップ、ドライフルーツなど甘みのある原材料が豊富です。そのためオートミールや玄米特有の穀物にある味のなさを感じずに、美味しく食べることができます。
また、身体の代謝を支えてくれるビタミンBや老廃物を排出してくれる食物繊維も豊富なので健康にもいいのです。
栄養価が高い
グラノーラは栄養価が高いことでも知られています。特にグラノーラに使われている主材料お『オートミール』は身体に活力を与えるビタミンやミネラルや鉄分、そして食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。また食後の血糖値を低く抑える『低GI食品』としても有名です。
そのほかにも抗酸化作用のある『ナッツ類』や、心臓発作や脚のつりも防げる『ドライフルーツ』も入っていてお椀1杯分でも健康的な食事が摂れます。
ダイエットや美容にも
ご紹介しているようにグラノーラには、身体に必要な栄養素や食物繊維がたっぷり入っています。そのため置き換えダイエット用に1食をグラノーラにしたり、小腹がすいた時にグラノーラバーを食べて暴食を防いだりとダイエットには最適です。
またグラノーラには美容に欠かせない抗酸化作用やビタミンB、Eも豊富です。食事制限をあまりせず栄養素を採りながら綺麗になりたいという方には最適ですね。
グラノーラのおすすめの選び方
栄養素で選ぶ
健康のためにグラノーラを食べる場合、自分の身体と合った栄養素を選ぶ必要があります。とりあえず健康的になりたいという方は、『タンパク質』や『カルシウム』、『鉄分』など基本的な栄養素が入っているものを選びましょう。
疲労回復や身体の筋肉の健康を中心に考えている方は『ビタミンB』や『パントテン酸』、そして『鉄分』が豊富なものがおすすめです。美容を中心に考える方は『抗酸化作用』や『ポリフェノール』を多く含むナッツ類があるものを選ぶといいでしょう。
糖質やカロリーで選ぶ
ダイエットを考えている方は、『カロリー』や『糖質』がカットしてあるグラノーラが一番おすすめです。実はグラノーラには、メープルシロップや砂糖の甘味料が多く含まれているためカロリーや糖質、脂質が高く、糖質制限ダイエットなどに向いていないというデメリットがあるのです。
それでもグラノーラが好きでダイエットに使いたいという方は、カロリーがカットされているものや、『脂質』や『糖質』が50%以上はオフされているもの、白砂糖不使用のものがおすすめです。
価格で選ぶ
おやつの時だけではなく、毎日の朝食や夜食などとしてグラノーラを食べたい方はコストも気になりますよね。もしこのように毎日続けてグラノーラを摂りたいのなら、1グラム1円以内で売っているものをおすすめします。
1グラム1円だと、摂取したグラム数だけ計算すればいくら分食べたかすぐに分かりますし、またお金に換算することで食べすぎ防止も期待できます。今回の記事でも1グラム1円以内のグラノーラをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
内容量で選ぶ
全体の内容量
グラノーラの内容量は、メーカーによって大きく異なります。一袋200グラムのものから1キロまでとさまざまです。
内容量が少なめなものは、たまにしか食べないという方におすすめ、またシンプルな材料が多いので自分で他の製品とアレンジをする方にもおすすめです。内容量が多いものは色々な素材がふんだんに使われているものが多く、毎日欠かさず食べる方や家族全員が食べるという方におすすめです。
アレンジをしたりたまにしか食べないという方は低容量を、毎日低コストで食べたい方は大容量を選ぶといいでしょう。
ドライフルーツやナッツの量
ナッツ類やドライフルーツの種類や量もメーカーによって違います。何種類ものナッツが入っているタイプから1-2種類のもの、フルーツの割合が穀物とほとんど一緒のものなどさまざまです。
ナッツのゴロゴロ感を楽しみたい方は多めに入っているタイプを、フルーツの果肉感を味わいたい方はフルーツが多めに入っているタイプを選びましょう。好きなタイプのグラノーラを選ぶだけで毎日の継続も楽になります。
食感の変化で選ぶ
グラノーラを牛乳やヨーグルト、豆乳などに長い時間漬けておくと、グラノーラ特有の食感がなくなってしまうことがあります。この食感の変化はメーカーによってさまざまです。メーカーによって十数分置いただけでふやけてしまうものと、ずっとグラノーラの食感を保てるものがあります。
柔らかいグラノーラが食べたい方はシリアルや穀物が小さく軽いタイプのものを、変わらない食感を楽しみたい方は、固めのグラノーラを選ぶといいでしょう。
グラノーラのおすすめメーカー
カルビー
カルビーのグラノーラはシリアルブランドの売り上げナンバーワンになるほど人気です。とくに人気な商品はオートミールやライ麦からドライフルーツまで入っている『フルグラ』。そのほかにもプロテイン入りのグラノーラ『グラノーラプラス』や甘くないグラノーラも販売しています。
日清シスコ
日清食品の子会社『日清シスコ』ではさまざまな味のグラノーラをラインナップ。なかには数種類の大豆が含まれているグラノーラもあり、女性の身体に欠かせない栄養素も気軽に摂れます。そのほかにも『ココナッツ味』や『いちごづくし』といった他メーカーにはあまりない味も揃えています。
ケロッグ
トラのイラストで有名なケロッグでは、脂質を50%カットしたヘルシーなグラノーラ商品を中心にラインナップしています。味は甘みの強いハチミツや、ベルギー産のカカオ味などが揃えてあり、ダイエット目的でも毎日継続しやすいグラノーラです。
グラノーラのおすすめの美味しい食べ方
豆乳をかけて
豆乳はカロリーが低いため、グラノーラにかけるとよりヘルシーに食べられます。さらに豆乳には、血糖値を抑えたり生活習慣病の予防、女性の身体のコントロールを補ってくれる効果もあります。ダイエットをしたい方や女性特有の悩みを気にしている方におすすめです。
ただし豆乳には、人工甘味料を加えた『調整豆乳』と、何も加えていない『無調整豆乳』がありますので、身体の健康のためには『無調整豆乳』を使うようにしましょう。
ヨーグルトにかけて
グラノーラにヨーグルトを使うと、ふんわりとした食感でデザートのような感覚で食べられます。朝食としてもおやつとしてもおすすめです。それだけでなく小さな子供にグラノーラを食べさせる時などもいいでしょう。成長に必要なカルシウムも同時に摂ることができます。
ただ加糖ヨーグルトだと糖分の摂りすぎになってしまうので、必ずプレーンヨーグルトを選びましょう。
スティック状に固めてグラノーラバーに
グラノーラバーは基本的にマシュマロなど粘り気のあるものと混ぜて作ります。混ぜるだけで簡単に作れるので、外で食べるおやつ用や軽食用にグラノーラバーを作っておくのもおすすめです。
また自分の好きなグラノーラと他製品を混ぜて作ることで、アレンジしたオリジナルのグラノーラバーも作れます。形も自由に成形できるので、クッキーのようなお菓子感覚で楽しく食べられます。