一人暮らしを始めるとき、寝具は欠かせません。ベッドは主流の寝具で、各メーカーからさまざまな商品が販売されています。
一人暮らしの部屋はスペースが限られているため、引き出し付きや折り畳み式など、空間を有効活用できるベッドを使えば快適です。
しかし機能も素材も幅広く、どんなベッドを選べばいいのか悩む人は少なくありません。
そこで今回は一人暮らし用ベッドの選び方、おすすめのメーカーをご紹介します。おすすめの一人暮らし用ベッドTOP10もお伝えするので、参考にしてみてください。
一人暮らし用ベッドのおすすめの選び方
一人暮らし用ベッドは商品によって、タイプや素材、機能がさまざまです。どんな風に選べばいいのか、選び方のポイントをお伝えします。
一人暮らし用ベッドのタイプで選ぶ
一人暮らし用ベッドにはロフト式、引き出し付き、折り畳み式の主に3タイプがあります。以下でそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
ロフト式ベッド
ロフト式ベッドは上をベッドとして使い、下の空間は自由に使うことができます。ベッド下のスペースを広く効率よく使えるため、非常に便利です。
ベッド下に机やテーブル、ソファなどを配置すれば、秘密基地のような雰囲気を楽しめます。タンスや棚を置くと、収納場所がさらに増えるのも魅力です。
限られたスペースを有効活用できるので、面積の小さい部屋に住んでいる人、収納場所が少ない人におすすめします。
引き出し付きベッド
ベッド下を収納スペースとして活用できる、引き出し付きベッド。シーツや毛布、オフシーズンの衣類などを収納できます。
引き出しのサイズはベッドによって異なるため、中に収納するものをイメージするのがポイントです。
ベッド下は収納したものをすぐに取り出せるため、普段着る衣類を入れるのもおすすめ。左右どちらからも引き出せるベッドが便利です。
折り畳みベッド
折り畳みベッドは使わない間に畳んでおけば、部屋を広く使えます。一人暮らしで狭い空間を、できる限り広く使いたい人におすすめです。
キャスター付きの折り畳みベッドなら、スムーズな移動が可能。模様替えや引っ越し時に役立ちます。
価格が比較的手頃なため、寝具を安く買いそろえたい人にもおすすめです。
多目的に使えるかどうかで選ぶ
ソファや棚など多目的に使えるベッドを選ぶと、一人暮らしの限られた空間を効率的に使えます。
ソファベッド
ソファとベッドの機能を備えた、ソファベッド。リビングを有効活用できるため、一人暮らしの人に重宝されるベッドです。
ソファとベッドを購入すれば家具は2つですが、ソファベッドなら1つで済みます。配置する家具の数を減らせるため、部屋を広々と使えるのもポイントです。
商品によってはサイズが小さいものもあるため、注意しましょう。主にベッドとして使いたい人は、セミダブル以上をおすすめします。
机や宮棚などが付属した多機能ベッド
机や宮棚などが付属しているベッドは1台で複数の機能を備えており、一人暮らしの強い味方です。
ベッド1台で寝る場所や収納場所など何役も担えば、ワンルームの部屋でもゆったりと過ごせます。一人暮らしの初期費用を抑えられるのも魅力です。
多機能ベッドを置くと複数の家具を置く必要がないため、部屋がすっきり見えるというメリットもあります。
シンプルな脚付きマットレス
マットレスとベッドが一体化したものを、脚付きマットレスと呼びます。シンプルな構造をしているため、フレーム付きベッドよりも安いのが特徴です。
一人暮らし用の脚付きマットレスはコンパクトサイズでシンプルなデザインなので、ソファベッドのように使うのもおすすめです。
一般的なベッドとは異なり、マットレスを別途購入する手間がありません。ただしマットレスの交換ができない点には注意しましょう。
一人暮らし用ベッドのサイズで選ぶ
一人暮らし用ベッドを選ぶ際に悩みやすいのが、サイズです。スペースの他、身長・体格のサイズに合わせて選びましょう。
スペースに合ったサイズ
一人暮らしの部屋はスペースが限られており、大きなベッドを置くと存在感を放ちます。部屋のスペースに合わせ、ベッドのサイズを選ぶことがポイントです。
セミダブルは広々として使い勝手がよいですが、8畳以上の部屋でないと、他の家具を置くスペースを確保できない可能性があります。
6畳の部屋には小さめのセミシングル、6〜8畳前後のワンルームならあまり場所をとらないシングルのベッドがおすすめです。
もし1LDKや2Kなど部屋数に余裕がある人は、セミダブルやダブルでもよいでしょう。
身長・体格に合ったサイズ
身長や体格に合わないベッドを選んでしまうと、脚がはみ出る、寝返りを打ちにくいなど、寝るときに窮屈だと感じます。
身長が160cm以下であれば、セミシングルやシングルで十分でしょう。背が高い人、体格がよい人はセミダブルやダブルベッドをおすすめします。
ソファベッドは予想よりも小さく感じる場合があるため、注意が必要です。身長に合うか、購入前にサイズを確認しておきましょう。
一人暮らし用ベッドのフレーム素材で選ぶ
一人暮らし用ベッドのフレームは大きく分けて、ウッドフレームと金属フレームの2つがあります。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
ウッドフレーム
ウッドフレームはナチュラルな雰囲気で、部屋になじみやすいのが特徴です。種類が豊富にあり、部屋のテイストに合うものを選べます。
天然の木を使用したものから、木目のシートを貼ったものまで、商品によってさまざまです。色もホワイトやグレー、ダークブラウンなど幅広いのも魅力。
通気性に優れ、湿気や熱がこもりにくいというメリットもあります。価格帯が幅広いため、一人暮らしを始める際の予算に応じて選べるのもポイントです。
金属フレーム
金属フレームは、スチールやアイアンを使ったものが主流。シンプルでスタイリッシュなものや曲線で作られた可愛いらしいものなど、デザインの幅が広い点が特徴です。
金属フレームを使用したベッドの中には、きしんで音がするものもあります。しかし通気性や耐久性が高いのが魅力で、さらにリーズナブルで購入しやすいのも嬉しいポイント。
一人暮らしで手入れしやすいベッドを探している人や、コスパ重視の人におすすめします。
一人暮らし用ベッドのコイルで選ぶ
ベッドに付属しているマットレスの多くは、ポケットコイルとボンネルコイルの2つで構成されています。
ポケットコイルは柔らかく、体をふんわりと包むのが特徴。体重が重いと沈みやすいため、女性や体重が軽めの人におすすめです。
ボンネルコイルは硬く、ベッド全体で体を支えます。通気性が高いのも特徴で、寝汗が多い人や体格のよい人、腰痛持ちの人におすすめです。
一人暮らし用ベッドのおすすめメーカー
一人暮らし用ベッドのメーカーはニトリ、IKEA、アイリスオーヤマがおすすめです。各メーカーの特徴をご紹介します。
ニトリ
ニトリは日本企業の家具メーカーで、高品質ながら低価格なのが魅力です。一人暮らしの初期費用をなるべく抑えたい人におすすめします。
ベッドはサイズや素材、機能を幅広く展開。折り畳みベッドやすのこベッド、脚付きマットレスなど種類が豊富なので、部屋に合わせてお好みのものを選べます。
予算に応じ、フレーム素材とマットレスを別々に購入できるのも特徴です。
IKEA
IKEAはスウェーデンの家具メーカーで、洗練されたおしゃれなデザインで人気を博しています。
シンプルなフレーム素材が多く、どんな部屋にも合わせやすいのが特徴です。収納付きベッドやロフトベッド、ソファベッドなどの多機能ベッドも展開しています。
いずれのベッドもすっきりとシンプルなデザインなので、デザイン性を重視する人におすすめです。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは家庭用のプラスチック製品で有名なメーカーですが、家電やインテリアにも力を入れています。
フレーム素材や機能を複数そろえており、ベッドのラインナップが豊富です。電動の折り畳みベッド、収納付きベッドや棚付きベッドなど、快適な機能を備えたものもあります。
反発力や防臭に優れた、高品質なマットレスも展開。ベッドと同様にマットレスも豊富なラインナップから選べ、睡眠に悩みを抱えている人におすすめです。