お庭やベランダにあるとおしゃれに見える『ウッドデッキ』。いざ自分でDIYしようとすると設計や木材の加工などが大変そうで、ハードルが高く感じられますがそんなことはありません。キットが販売されているので簡単に作れます。
今回はウッドデッキの選び方やおすすめメーカー、商品を紹介していくので、自宅にウッドデッキを導入しようと計画している方はぜひ参考にしてください。
ウッドデッキのおすすめの選び方
設置イメージに合わせて選ぶ
ウッドデッキを導入するにあたって重要なのは、設置イメージを固めることです。ウッドデッキにはL字型やコの字型、アレンジできるタイプのものなどさまざまな形状のものがあります。
家によってお庭の広さや設置スペースが異なるので、それらを考慮したうえで選びましょう。またウッドデッキを導入して何がしたいのかも考えておくと、イメージが固まりやすくなります。
フェンスの有無で選ぶ
設置イメージがある程度固まったら、次はフェンスの有無に注目してみましょう。ウッドデッキにフェンスを設置すると、目隠しや転落防止対策などができて大変便利です。またフェンスに物をかけたり、おしゃれな空間を演出したりと用途が広がります。
ウッドデッキと同様にフェンスにもさまざまなデザインがあるので、庭のイメージに合わせて選んでください。
登り降りのしやすさで選ぶ
ウッドデッキを導入する際は高さが重要です。家の一部と隣接する形での設置を考えているなら、家側の出入り口とウッドデッキの高さを揃えるか昇降しやすいものを選ぶ必要があります。
またウッドデッキが高い時には、利用しやすいようにステップがついたものもおすすめ。ウッドデッキ設置後に高さを調整するのは難しいので、事前に高さを調べておきましょう。
木材の素材で選ぶ
天然木
木の温もりや香りを重視してウッドデッキを導入するなら『天然木』のものがおすすめです。天然木は時間の経過とともに色合い・風合いが変化していくため、設置当初とは違った雰囲気を楽しめるのも魅力。
しかしウッドデッキは屋外に設置されることが多く、風雨にさらされると劣化してしまうのがデメリットです。見た目や香りは良いですがメンテナンスに手間がかかるので、天然木のウッドデッキを購入するときは防虫・防腐加工されているものを選ぶのが良いでしょう。
人工樹脂
ウッドデッキ導入後のメンテナンスに時間をかけたくないなら、『人工樹脂』の物を選ぶと良いです。天然木に比べて耐久性が高く、メンテナンスがあまり必要ないのが魅力。天然木にこだわりがない、メンテナンスが面倒という方は人工樹脂のウッドデッキを探してみましょう。
組み立て方で選ぶ
はめ込みタイプ
DIYやものづくりがあまり得意でない方は、『はめ込みタイプ』のウッドデッキがおすすめです。骨組みを作ってしまえば後ははめ込むだけで作れます。細かく調整する必要がないため、比較的簡単に作れるのが魅力です。
ただし1ずつのパーツがある程度の大きさで用意されているので、保管スペースの確保が必要になります。ウッドデッキを設置するのにあまり時間をかけたくないという方は、はめ込みタイプのものを検討しましょう。
組立タイプ
DIYが好きな方は『組み立てタイプ』を選ぶのもおすすめです。パーツはあらかじめカットされているので、木材加工の手間がかかりません。組み立てる際に自分好みにカスタマイズできるのも魅力。
しかし一から組み立てることになるので時間がかかる、いろいろな工具が必要になるといったデメリットもあります。DIYをしている時間や完成した時の達成感が心地よく感じる方は、組み立てタイプを検討してみましょう。
備品も一緒に選ぶと便利
ウッドデッキを設置するなら、その空間を便利に使える備品も一緒に選ぶのがおすすめです。そのためにはウッドデッキで何をしたいのかを考える必要があります。
たとえばパラソルや折りたたみチェア、寝転がれるサイズのベンチなどを導入すると、ウッドデッキでのんびりとした時間を過ごせるようになります。どのような過ごし方をしたいかを考えて、備品を選んでいきましょう。
ウッドデッキのおすすめメーカー
YKK AP
アルミサッシなどアルミ建材を中心に取り扱っている『YKK AP』。他メーカーが扱っていないポリプロピレンという原材料を床材に使用しています。ポリプロピレンは赤ちゃんの食器などにも使われている樹脂なので、小さなお子様がいる家庭にウッドデッキを導入するときは候補に入れてみましょう。
LIXIL
建物から水回りなど住宅に関することをほぼ網羅している『LIXIL』。このメーカーのウッドデッキはカラーバリエーションやオプションが豊富です。またカット加工可能で設置する場所のスペースに合わせて対応できるので、自分のイメージに合ったウッドデッキを探せます。
三協アルミ
ビルや住宅、エクステリア建材などの製造・販売を行っている『三協アルミ』。カラーバリエーションやフェンスの種類が多く、木目調の床材があるのが特徴です。ペットにやさしいタイプのウッドデッキもあるので、自宅でペットを飼っているという方は候補に入れたいメーカーです。