『折りたたみベッド』は、据え置きタイプのベッドと比べコンパクトです。部屋の大きさが限られている方、使わないときは畳んで部屋を広く使いたい方、移動しやすいベッドが欲しい方、介護用として使用したい方におすすめのベッドです。
この記事では折りたたみベッドの特徴や、メリット・デメリットを解説していきます。おすすめの折りたたみベッドを10種類厳選しましたので、参考にしてみてください。
折りたたみベッドのメリット
コンパクトになる
折りたたみベッドは、折りたたむと1/6程度まで小さくできるので収納に便利ですし、来客用のベッドとしても使えます。
さらにベッドをそのまま折りたたむことで布団を干すことも可能で、布団をわざわざベランダに移動させる必要がないことも魅力の一つです。
据え置きベッドより安い
据え置きベッドは安くても5万〜10万円、高いと数十万円にもなってしまいます。それに比べて折りたたみベッドは1万円から3万円程度の価格帯で、安くベッドを買いたい方には特におすすめです。
折りたたみベッドのデメリット
耐久性は少し不安が残る
折りたたみベッドは軽さや移動しやすさを考えて作られているので、据え置きと比べて寝心地や頑丈さでは劣ります。中にはギシギシきしむ音がする折りたたみベッドもあるので、商品によっては睡眠を妨げる可能性もあります。
マットレス一体型だと買い替えが不便
折りたたみベッドには、フレーム単体だけの商品の他にマットレスが一体型になった商品があります。マットレスは年月とともに劣化してしまうものですが、マットレスの取り外しができない折りたたみベッドの場合はベッドごと買い替えなくてはならず、少々不便です。
おすすめの折りたたみベッドの選び方
サイズで選ぶ
据え置きタイプと同じように、折りたたみベッドにもシングル・セミダブル・ダブルなど複数のサイズがあります。
もっとも一般的なのが『シングルサイズ』でその分種類が1番豊富です。
『セミダブルサイズ』は’ダブル‘と名前に入っていますが、2人だと少々手狭のため1人でゆったり寝たい人におすすめです。
『ダブルサイズ』も2人で寝ることもできますが強度はあまり強くないので、日常的に2人で折りたたみベッドを使うのは控えたほうがよいです。
リクライニング機能で選ぶ
折りたたみベッドは介護用としても使われることも多いベッドなので、リクライニング機能が充実している商品が多いです。
角度単位で細かくリクライニングを設定できるため、ベッドで読書をしたりテレビを見ることの多い方はリクライニング機能で選ぶことをおすすめします。
折りたたみベッドの種類
マットタイプ
『マットタイプ』のベッドが折りたたみベッドで一番の主流です。マットレスの種類は、ウレタン素材・低反発・高反発と多数あり、種類に応じて値段が上下します。
マットレスタイプは組み立て済みで、買った当日から使えるのがメリットです。一方でマットレスを取り外せない場合は掃除が難しく、蒸れやカビの心配があることも覚えておきましょう。
すのこタイプ
通性が抜群に優れた『すのこタイプ』の折りたたみベッドは、衛生的でカビの発生を抑えやすい点が魅力です。
通気性がありがたい夏は非常に快適な一方で、冬は肌寒さを感じることが多いので、マットレスは季節に応じて変える必要があることは覚えておきましょう。
畳タイプ
『畳タイプ』は、折りたたみベッドに畳が取り付けられているタイプです。夏は涼しく冬は暖かいので、日本の気候に適した折りたたみベッドです。
折りたたんで布団を干す際も高い殺菌効果を期待できる上に、畳には湿度を調整する機能もあるのでカビやダニの発生を抑制してくれます。
フレームタイプ
『フレームタイプ』の折りたたみベッドは、軽量で収納しやすい上に耐久性が高い点が特徴です。寝床部分がメッシュ状になっているものが主流で、上にマットレスを乗せて使います。来客用としてベッドが欲しい方などにおすすめです。